garadanikki

日々のことつれづれ 駄目駄目さんのガラクタ日記

古書

『元華族たちの戦後史』 著:酒井美意子

駒場の旧前田邸を見学して、館に住んでいた人たちのことを知りたくなり、 図書館から、この本を借りてきました。 酒井美意子さんは、前田邸に住んでいたお嬢様。 そうです、姉弟の中で一番でっかい部屋に住んでいた、あの長女でいらっしゃいます。 美意子さ…

北村薫著 ベッキーさんシリーズを読んで

北村薫さんのベッキーさんシリーズを読了しました。 ベッキーさんシリーズは、写真上の三冊です。 昭和初期を舞台に、上流家庭のお嬢様・英子(えいこ)とその運転手・ベッキーさんを主人公に、殺人から素人が考えた暗号の解読など、様々な事件を扱う軽いタ…

『同潤会アパート生活史 「江戸川アパート新聞」より』

今、一番のマイブームは《同潤会》のこと。 全部購入していたらとんでもないことになります。 家も狭いし、お金もないし。。。 同時に読み進んでいますが、 今、一番面白いと思うのが『同潤会アパート生活史 「江戸川アパート新聞」より』です。 大塚女子ア…

『大塚女子アパートメント物語 オールドミスの館にようこそ』

東京生まれの私は《同潤会》という妙にいかめしい名前をずっと聞いて育ちました。 でもって、小さい時から建物に興味のある子でして、 「いいなあ」「素敵だなあ」と思った建物のルーツは、同潤会アパートだったのです。 同潤会については知りたいことが山積…

奈良からの恵み

ウィーン在住の斉魚 ( えつ ) 姐さんの話は、このブログで何回もしたと思いますが、 姐さんは、帰国すると1~2日東京に居て、残りの数週間を奈良で過ごします。 本好きの姐さんは、ウィーンに持って帰りたい本をリストアップ。 そのリストをもとに、私がネッ…

歴史地理大観 かまくら

念願の貴重本をゲットしました! 恐ろしいほど古い本です。 カビてるわけではありません。 布が擦れているのです。 背表紙は全く読めない。 マミーさんのお友達がご覧になったら間違いなくこう言われるでしょう。 「こわい こわい」 流石の存在感に、私でさ…

浅田次郎:著 『一路』

浅田次郎さんの『一路』を読了しました。 とーーーっても痛快で、気持ちよく笑える、楽しい本でした。 「一路」を知ったキッカケは、テレビでした。 何気なくつけたテレビでドラマを放送していたんですが、、 どうやら参勤交代の話らしく面白そうなんです。 …

おせち料理について

我が家のなますはちょっと変な形です。 実家は普通の切り方ですが、MOURI のお母さんは四角く切ります。 大根もにんじんも立方体にして上3/4に切り目を入れます。 それを甘酢に付けると、花が咲いたような綺麗な なますになる。 美しいだけではなく、食感が…

長いです。ビブリア映画の疑問・違和感・おかしな点

東京は新宿 歌舞伎町 かつて新宿コマ劇場があった跡地に、大きな映画館が出来たそうです。 東宝シネマズ新宿は、都内最大級の映画館とのこと。 そこに向かうこの通りはゴジラロードという。 いました。 ビルの上からヒョイッと顔を出しているゴジラが。。。 …

東洋文庫ミュージアム

東洋文庫ミュージアムというのがあるのを知り、行ってみたくなりました。 招待券をゲット! 最寄駅は駒込。 駒込といえば六義園も気になりますケド。。 両方はムリなので、今日は東洋文庫ミュージアムだけにしよう。 六義園のあるブロックを通り越して、、、…

ビブリア古書堂 志田さんの好きな本

ビブリア古書堂の新刊を読んでから第三話に登場する『雪の断章』を読みました。 そして雪の断章を読了した後、もう一度ビブリアの第三話を読み直してみました。 以前からそうなんですが、ビブリア古書堂は、登場する本を読みたくなります。 そして本を読んで…

『雪の断章』著:佐々木丸美

「ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち」の第三話を読んで、 佐々木丸美 著『雪の断章』を読んでみたくなりました。 第三話の主人公は小菅奈緒で、彼女が師と仰ぐホームレスのせどり屋 志田さんが、 皆に薦めている本というのが『雪の断章』で…

幸田文『濃紺』を再読

『台所のおと』は、私がこよなく愛する本です。 それぞれの短編の素晴らしさに圧倒され感動したのですが、ずっと紹介できずにいました。 素晴らしいところを抜粋しようと何度か試みましたが、ここもあそこもと全部が捨てがたく、 全文書き写してしまいそうだ…

本は本でも・・・

狭い家なのに、本が占める面積はおかしいです。 6畳の部屋の2面が書棚なんですけど、もう入りきらない。 左が私の本棚。 右が旦さんの本棚。 MOURI は「そろそろ古本屋に持っていかないとな」と言ってます。 彼のは割と人気本なので、古本屋でも引き取っても…

ビブリア古書堂の事件手帖  扉子と不思議な客人たち

「みをつくし料理帖~花だより」と並行して「ビブリア古書堂の事件手帖」の新刊を読みました。 ああ、ヤダ。 映画の帯が付いてる。。。ヽ(`Д´)ノプンプン ビブリア古書堂の事件手帖は、 北鎌倉のビブリア古書堂の店主-篠川栞子が、古書にまつわる事件を解決して…

ビブリア古書堂の事件手帖 映画を観て

新宿歌舞伎町に向かって歩いています。 突き当りになにやら。。。 ゴジラがいます。 この通り、ゴジラロードっていうんですか。 正面は昔、新宿コマ劇場があったところ。今はシネマズ東宝とかいう複合映画施設があるらしい。 初めての映画館です。 実は、絶…

四国旅21 尾道・志賀直哉旧宅

尾道に来て、絶対に訪れたいと思っていたのが志賀直哉旧宅でした。 千光寺公園の展望台から文学のこみちを抜け、千光寺の境内を通り、 ずんずん階段を降りていき、やっとたどり着きました。 ここが旧宅の下にある《うずしお手水庵》 文学碑や石碑があります…

樋口修吉著「老舗の履歴書」元黒門町の空也を読んで

池之端にあった老舗和菓子屋の「空也」さんのことに興味を持ち、 そこから先日お話した福島慶子さんを知ることとなったが、 そのキッカケになったのが、樋口修吉さんが書かれた『老舗の履歴書Ⅰ』でした。 表紙の右上は、銀座の空也の写真でしょう。 残念なが…

福島慶子さんという人

銀座の老舗和菓子屋《空也》が、まだ上野の黒門町にあった頃のことを調べていたら、 三代目店主 - 山口彦一郎さんの若かりし頃のエピソードが書かれた本を見つけました。 作者は福島慶子さん。 代表作は、旦那さまである美術収集家の繁太郎さんのことを書い…

天切り松のキャスティング遊び

『天切り松 闇がたり』を読んで、久しぶりにキャスティング遊びの発作に襲われました。 登場人物が素晴らしく描かれている本を読むと、起こる発作です。 「あのシーンのあのセリフをこの役者さんに言わせてみたい」という衝動にかられてしまう。 人気小説な…

持ち出せない本

図書館でこの本を見つけ、どうしても手元に所有したくなり、 ヤフオクで古書を購入しました。 読んでみようと思ったのは、以前読んだこの著者の「鹿男あをによし」が面白かったから。 所有したくなったのは、この本のデザインです。 通常、この分量なら上・…

還暦ですと 《伊豆栄》

還暦祝いに鈴本演芸場に行き、そのあと上野池之端の伊豆栄で鰻を食べることにしました。 伊豆栄は老舗の鰻屋さん。 森鴎外、谷崎潤一郎、川口松太郎、小島政二郎などの文豪に愛された店。 伊豆栄については、 今読んでいる浅田次郎の「天切り松 闇がたり」に…

幸田文 しつけ帖

何回も何回も読み直してしまう本があります。 どの巻も珠玉のエッセーが沢山つまっているんですが、 今読み返しているのが「しつけ帖」です。 幸田文さんのお父さんはいわずと知れた大作家 幸田露伴。 娘をさん付け、父親をさん無しというのもいかがなものか…

この声をきみに

NHKドラマ「この声をきみに」をやっと観終わりました。 撮りためていたものを、大事に大事にもったいないものを観るように時間をかけました。 こんな風に時間をかけて観たのは初めてかもしれない 好きな世界でした このドラマを大切に観ようと思ったのは、よ…

『渋谷 道玄坂』 著:藤田佳世

「大正・渋谷道玄坂」を読んで、 すっかり藤田佳世さんの世界に魅了されました。 明治45年生れの佳世さんは、渋谷の道玄坂の大和田横丁で 藷 ( いも ) 問屋を営む両親の長女として育ちました。 嫁ぎ先は、同じく道玄坂で陶器商を営む藤田家。 商家の娘から女…

大正・渋谷道玄坂の挿絵

新しいお宝本と、お宝写真集に類似点が見つかりました。 「大正・道玄坂」の挿絵が、「渋谷の記憶」に掲載されている写真を元に描かれているようなのです。 以下の三枚を見てください。 アングルがピタリと一致。 「渋谷の記憶」の写真集を見て挿絵を描いた…

『大正・渋谷道玄坂』著:藤田佳世

どストライクの本に巡り合いました。 「大正・渋谷道玄坂」という本です。 《シリーズ大正っ子》の一冊で、 他にも吉原、本郷、築地、銀座赤坂、日本橋本町、 雑司ヶ谷、三輪浄閑寺、根津などがあります。 ※ 興味がある方は、こちらから所蔵の図書館がわかり…

ガレット・デ・ロワを食べました

念願のガレット・デ・ロワ、初めて食べました。 あのフェーブが入っているというパイです。 フェーブは知っていましたが、 ガレット・デ・ロワを食べる機会がなかなかありませんでした。 公現祭が1月6日という正月休みだったからかな。 なかなか忙しいでしょ…

『一個』 著:永井龍男

永井龍男さんの短編集を読み始めました。 まずひとつめ 「一個」 「柱時計の振り子の音で、けさ四時まで、 完全に眠れなかったんだからな」 冒頭の独白にざわつく感覚を覚え読み進めます。 主人公の男が置かれている鬱屈した状況が少しずつ語られていくと、 …

BOOKS & CAFE NABO

上田の魚屋さんの脇に、凄く気になるお店を見つけました。 「小島紙店」と書いてあるんだけれど、中には本棚とお茶を飲んでいる人が見えます。 脇へ廻ってみたら「BOOKS」と書いてあります。 脇から入るみたいだ。 入ってみよう。 入口には「100円」コーナー…