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garadanikki

日々のことつれづれ 駄目駄目さんのガラクタ日記

くるみと白石うどんと幸田文

「仙波のくるみそば」という文字が頭にこびりついてしまいまして、、、 そうか、とりあえず胡桃もあるから。。。 これは上田で買ってきた胡桃。 上田のお隣、東御 ( とうみ ) 産のものです。 胡桃が名産なんだそうで、なかなか自然の胡桃って手に入らないで…

グレーテルのかまど~幸田文の花見だんご

NHKの「グレーテルのかまど」という番組で「幸田文の花見だんご」を取り上げていました。 2014年にOAしたもので、花見の季節だからの再放送みたい。 丁度 隅堤を散歩したばかりだったので、そのタイムリーさに感動。 幸田文というと、向島と小石川の、二つの…

郡司伯父さんと幸田文

言問団子の店の前に、こんな立て看板がありました。 「郡司大尉千嶋占守嶋遠征隅田川出艇之實況」歌川小国政画と書いてあります。 まあ嬉しい。 また興味のあるものと興味のある場所が繋がりました。 「そうか、幸田文の伯父さんは、ここから千島に出航した…

映画 『流れる』 ④ 脚本~座談会から感じたこと

前回、映画「流れる」の筋書やキャスティングについて触れましたが、 映画の脚本がどのような経緯で変更されたか、それが垣間見られる資料があります。 「<流れる>おぼえがき」 新橋演舞場の初演の舞台写真や、 「流れる」を書くまえの唯一のエチュードと…

「<流れる>おぼえがき」の装幀について

先日入手した「<流れる>おぼえがき」について、面白いことがわかりました。 装幀についてなんですけどね、二つの本を見比べてみてください。 右が小説「流れる」の装幀、左がその装幀を真似して作られた資料「<流れる>おぼえがき」です。 小説の装幀は、…

映画 『流れる』 ③ 勝代の生きずらさについて

映画『流れる』を観て、残念だと思うことがあります。 勝代役に高峰秀子さんが起用されたことです。 高峰秀子といえば、美貌を持って原節子と人気を二分した方でしょう? そんな女優さんに勝代役をやらせるなんて。。。と 原作の勝代という役は、器量の悪い…

映画 『流れる』 ② 女優のしぐさ

昭和の名監督、あなたは小津安二郎派? それとも成瀬巳喜男派? うーん、悩むけど、私は成瀬監督が好きかなあ。成瀬監督は女優を美しく撮るので有名ですね。 「美しく撮る」というのは語弊があるかしら、 「女性の心情をよく観察して引き出している」という…

映画 『流れる』 ① 映画化で思うこと

幸田文原作「流れる」の映画を観ました。 流石、成瀬監督の手にかかると女性陣が美しい。 その美しさが、良い面と残念な面の両方に現れた気がします。 原作で伝えていた要素がザックリ省かれている。 その為、別の世界としてどう楽しめるのかを突きつけられ…

『流れる』 を読んで

「このうちに相違ないが、どこからはひつていゝか、勝手口がなかつた。」 幸田文「流れる」の冒頭の文章です。 物語は、夫と離別し子供を亡くした梨花という女が、女中の口を求めて芸者屋にやって来るところから始まるのですが。。。。 スミマセン。 いつも…

柳橋 「流れる」のロケ地を訪ねて

田原町から柳橋まで、まっすぐ歩いて20分くらいでしょうか。 前回柳橋に行ったのは、去年の4月。 劇団 まるおはな の公演を観に来た時でした。 その前は、一昨々年 ( 2013年 ) のこと。 初めて歩く柳橋は、頑丈そうな橋の下に屋形船があるくらいで、 置屋も…

<流れる> おぼえがき

一年に二度くらい、清水から飛び降りる思いで、古書を買ってしまうことがあります。 <流れる>おぼえがき 発行部数も少なかったであろうし、大衆向けではない売り方であろうし、、 綺麗に保存されたものはなかなか少ないらしい。 幸田文さんが「流れる」を…

『きもの』 著:幸田文

新品とまごうことなき本。定価の半額以下で入手した古本です。 絶版なのかな。 文庫はありますが、やはりこの触感の単行本で読む「きもの」は最高でした。 さすが新潮社 何百年ももつような立派な生地を貼った装幀。 ごわっとして、ぴしっとした手触りは、 …