garadanikki

日々のことつれづれ 駄目駄目さんのガラクタ日記

本をよむ

中野 成願寺① 鮫島家の墓

台風一過 。 台風一過 つて、この話は8月24日の出来事です。 今日は次の迷走台風が関東に迫っているというのに紛らわしい話でスミマセン。 やっと晴れたので自転車でおでかけ。早稲田まで行きます。 デッカイ台風、通り過ぎましたが、どよんとして雲 出てま…

芥川龍之介 『「ケルトの薄明」より』

Ⅰ 宝石を食ふもの (The Eaters of Precious Stones) Ⅱ 三人のオービユルンと悪しき精霊等 (The Eaters of Precious Stones) Ⅲ 女王よ、矮人(わいじん)の女王よ、我来れり (Regina, Regina, Pigmeorum, Veni) 原作:イエイツ・ウィリアム・バトラー(…

おとうさんの ちず 著:ユリ・シュルヴィッツ

「ディクシットのカードの美しさに魅せられて購入して、、、 ボードゲームをやるんじゃなく、ボードに貼って部屋に飾りました」 そんな話をしたら、マミーさんが素敵な絵本を紹介してくれました。 その一冊がこちら。 「おとうさんの ちず」 「地図好きなMar…

絵本に囲まれて

マミーさんが教えてくだすった絵本たちです。 図書館で借りてきました。 これ、まだ紹介していただいた一部。 さあ、何から読もう。 夜が楽しみ。

古地図の旅 剣客商売~討たれ庄三郎より

日暮里の道灌山の東の裾に、宗福寺という寺がある。 道灌山の崖下には石神井用水がながれてい、この川は南から東へまわり、根岸川となって、その末は浅草の山谷堀から大川へそそいでいる。 宗福寺の西側に、この川がながれていて、その川辺りを北へ向かって…

鬼平外伝 正月四日の客

≪あらすじ≫ 枕橋のたもとに「さなだや」という蕎麦屋があった。 初老の夫婦が切り盛りするこの店では、毎年正月三が日を休み四日から店を開けるのだが、 その正月四日に限っては故あって「さなだそば」というものだけしか出さなかった。 さなだそばとは、ね…

池波正太郎 剣客商売~待ち伏せ

遅ればせながら池波正太郎を読み漁っております。 今読み終わったのが「剣客商売~待ち伏せ」 いきなり第9話からなので、人間関係がわからない。 三冬という奥さまも面白そうですが、今回の話はエピソード薄でした。 私がハマったキッカケがこれ。 以前、に…

谷根千あたりをうろつく 4

上野方面から西日暮里に向かい谷中墓地のさくら通りを2/3ほど進んだところに、 天王寺の五重塔跡があります。 これが幸田露伴の「五重塔」のモデルであるとはつゆ知らず、、、、 露伴好きとは恥しくて言えない。 露伴の「五重塔」は読んでいましたが (-_-;) …

鬼平犯科帳 蛇の眼 

墨田区、隅田川あたりを歩いていると、こんな看板をよく目にします。 「鬼平情景」 鬼平犯科帳ゆかりの高札を整備しました 墨田区公式ウェブサイト ご存知、鬼平犯科帳は、池波正太郎が書いた人気小説。 これは吾妻橋のたもとに立っていた看板。 もう少し歩…

天竺徳兵衛韓噺

興味があることがまたつながりましたの。 先日「柳の家の三人会」で、柳家三三師匠がかけていた演目「蛙茶番」で、 素人衆でやるっていってた芝居が『天竺徳兵衛韓噺』の「忍術譲り場」というものらしいんですが。 ガマ役の定吉が出トチをした理由が「青大将…

グレーテルのかまど~幸田文の花見だんご

NHKの「グレーテルのかまど」という番組で「幸田文の花見だんご」を取り上げていました。 2014年にOAしたもので、花見の季節だからの再放送みたい。 丁度 隅堤を散歩したばかりだったので、そのタイムリーさに感動。 幸田文というと、向島と小石川の、二つの…

「中野のおとうさん」を読了

先日「よんばば つれづれ」のよんばばさんが紹介されていて、 『ビブリア古書堂』シリーズもそうだけれど、本を取り巻く界隈を舞台にした物語は、もうそれだけでも本好きにとっては心が弾む。 というコメントにぐぐぐっ心がわし掴みにされて読みたくなりまし…

郡司伯父さんと幸田文

言問団子の店の前に、こんな立て看板がありました。 「郡司大尉千嶋占守嶋遠征隅田川出艇之實況」歌川小国政画と書いてあります。 まあ嬉しい。 また興味のあるものと興味のある場所が繋がりました。 「そうか、幸田文の伯父さんは、ここから千島に出航した…

大阪社交界の女王 廣岡夫人 浅子

NHK朝のドラマ「あさが来た」も、もう大詰めに入ってきましたね。 だからということでもないのですが、( 個人的に ) 非常に貴重な資料が入手できたので、 書き写しました。 外国にいるお友達にその資料をお見せしたかったので。。。 著者は、明治期 新聞人と…

里見弴 著 『極楽とんぼ』

題 名 : 極楽とんぼ gokurakutonbo 著 者 : 里見 弴 satomi ton 初版本 : 中央公論 底 本 : 筑摩書房『現代日本文學大系37』より 読了日 : 2012年06月20日 「いい人だったがなア」--。 わがままで甘ったれ。嘘もつく。ずるいところもある。しかし、ど…

改造社 「里見弴全集」

どでかい本 レディーはこんな表現はしないものです。(レディーじゃないしぃアタシ) でも、この本は「大きい」というより「どでかい」というほかないのです。 改造社 昭和6年初版本 「里見弴全集 第一巻」 こんなに大きくては、片手で持てない。 またやってし…

著:里見弴 『夜櫻』

里見弴の「夜櫻」を読みました。 昔の雑誌や初版で読めるのは嬉しい。 その頃の雰囲気を合わせて味わうことが出来るから。シミや汚れ、やぶれも愛嬌。 先日、この目次の作家陣をご覧になったwattoさんが「ありえん豪華さ!(゚Д゚;」と言われました。 本当にそ…

映画 『流れる』 ④ 脚本~座談会から感じたこと

前回、映画「流れる」の筋書やキャスティングについて触れましたが、 映画の脚本がどのような経緯で変更されたか、それが垣間見られる資料があります。 「<流れる>おぼえがき」 新橋演舞場の初演の舞台写真や、 「流れる」を書くまえの唯一のエチュードと…

「<流れる>おぼえがき」の装幀について

先日入手した「<流れる>おぼえがき」について、面白いことがわかりました。 装幀についてなんですけどね、二つの本を見比べてみてください。 右が小説「流れる」の装幀、左がその装幀を真似して作られた資料「<流れる>おぼえがき」です。 小説の装幀は、…

『流れる』 を読んで

「このうちに相違ないが、どこからはひつていゝか、勝手口がなかつた。」 幸田文「流れる」の冒頭の文章です。 物語は、夫と離別し子供を亡くした梨花という女が、女中の口を求めて芸者屋にやって来るところから始まるのですが。。。。 スミマセン。 いつも…

柳橋 ルーサイトギャラリー 再訪

前回、ルーサイトギャラリーに行ったのは「劇団まるおはな」の公演でしたが、 普段は、喫茶店として営業されているのだと、横チンさんから教わりました。 「だったら、行ってみたい」 ずっとそう思っていたので、柳橋散歩の〆は、ルーサイトに決めていました…

<流れる> おぼえがき

一年に二度くらい、清水から飛び降りる思いで、古書を買ってしまうことがあります。 <流れる>おぼえがき 発行部数も少なかったであろうし、大衆向けではない売り方であろうし、、 綺麗に保存されたものはなかなか少ないらしい。 幸田文さんが「流れる」を…

古本と古書について

悪い癖があります。 どうしても買ってしまいます。借りればいいのに。。。。 私が住んでいる渋谷区の図書館は、都内でも最低ランクの蔵書率。 私のような「古い渋い作家」の本を好む人間にとっては、とても面倒なんです。 殆どのリクエストに渋谷区が対応で…

『9番目の音を探して』 著:大江千里

先日、テレビで小泉今日子さんがニューヨークを旅している番組を見ました。 小泉さんのファンなんですの。 で。 その『小泉今日子50歳ニューヨーク』という番組で、 小泉さんは、シンガーソングライターの大江千里さんと再会を果たしています。 大江千里さん…

にしきぎ について

我が家でよく作る「にしきぎ」という酒の小鉢について、ご質問をいただきまして。 「藤沢-久昇の創作料理」とずっとずっとずっと思っていて、そうお答えしたのですが、全然違いました。 れっきとした京都のおばんざいでした。 そして。。。。 かの北王路魯山…

内田百閒 『件』 『豹』

ちくま日本文学全集で、内田百閒を読んで、特に面白かったのが初期の作品で。 中でも「件」と「豹」が愉快でした。 『件』 件 ( くだん ) というのは字の通り、顔が人間で体が牛という日本古来から伝わる物の怪。 物語は一頭の「件」の独白調なんですが、こ…

「ツィゴイネルワイゼン」と 内田百閒の作品

ちくま日本文学全集で内田百閒の小説を数篇読みました。 ・・・というよりも、読み直しました。すごく気になって。 昨日、鈴木清純順監督の映画「ツィゴイネルワイゼン」を見て、ところどころ話の筋とは違う、いくつかのシュールなエピソードが不思議にとん…

「ツィゴイネルワイゼン」の ちぎりこんにゃく鍋

内田百閒の「サラサーテの盤」を読んだら、 鈴木清順監督映画「ツィゴイネルワイゼン」が観たくなった。 「ツィゴイネルワイゼン」を観たら、「ちぎりこんにゃくの鍋」が食べたくなった。 ちぎりこんにゃくの鍋は、何回か映画でも登場するんですが、食べたこ…

『きもの』 著:幸田文

新品とまごうことなき本。定価の半額以下で入手した古本です。 絶版なのかな。 文庫はありますが、やはりこの触感の単行本で読む「きもの」は最高でした。 さすが新潮社 何百年ももつような立派な生地を貼った装幀。 ごわっとして、ぴしっとした手触りは、 …

「夜の語り部」 著 : ラフィク・シャミ

ラフィク・シャミ:著「夜の語り部」を読了。 大人のための上質な童話、堪能しました。 <あらすじ> ダマスカスを舞台にした千夜一夜のようなお話です。 主人公のサリムは御者をしているんだけど、それはそれは話が上手で、彼の話を聞きたくて、サリムじい…