「散歩とはなんだろう」と今さらだが考えてみた。
《用向きのない 彷徨い歩き》なんでしょうな、たぶん。
私とて用があって何時までに到着せねばならぬとなれば、最短距離を歩きます。
しかし友人Aneyとの鎌倉歩きは、最終地点になかなか到達せずに道草ばかりだ。
気になる裏道を見つけるのも二人同時で、
「どうする? この道 入ってみる?」
とりあえず聞くけれど、
「やめよう」という選択肢は、二人にない。
(もしかしたら彼女が合わせてくれてたのかも知れないが…)
そんな《徘徊》といった方が正しい道中では、色々なものに巡り合えるから愉快である。
向ヶ丘駅前
コンクリートに埋もれ、オブジェと化した井戸
鎌倉 御成町
生垣に埋もれ、一体化するカーブミラー