これは私の宝物
※ 住宅地図です、主に鎌倉のもの。
鎌倉方面の住宅地図は、都内の図書館にはないので、鎌倉図書館でコピーしてきます。
先日『鳥取~珍魚祭』の時に、YUKI ねーさんが同じ趣味を持っていることがわかった。
女性の地図好きは珍しく、同好者に出会うのは初めてだった。
彼女は筋金入りで、大学も地理学専攻なんだとか。
地理学科は高校の地理とは違い、世界の各国の山脈や河川や、各地の産業を学んだ上でその知識をベースにして宗教・言語・民俗など地域性を探求していく学問なんだそうだ。
Aという地域とBという地域の間には、高い山で隔てられている。
ゆえにAとBはあまり接点がなく言語・文化も違った発展をした。みたいな話らしい。
その晩、YUKI ねーさんと 地図の話で盛り上がったのは言うまでもない。
まる「日本地理センターって行ったことある?」
YUKI「246から山手通りに下ったところにあるビルですか?
ずっと気になってたんだけど行ったことない」まる「行かなきゃダメ! 1階が店舗になってて、日本中の地図があって一日中楽しめるんだから」
まる「タモリ倶楽部で、横須賀のトンネルを訪ね歩く番組やってたよね。」
YUKI「見た見た、あれ、最高!」
地図記号は何が好きかという話になった。
私は断然、崖なんだな。
崖は、上の地域と下の地域とで別の表情があるから、面白い。
地図で崖を見つけると選んで歩くから、鎌倉だとどうしても尾根歩きになる。
YUKI ねーさんは、もう少し縮尺率が低い地図の方が好みなのだそうだ。
理由は、等高線が好きだから。
等高線のカーブや、狭い広いを見ているとグっときちゃうらしい。
2人の会話を聞いてMOURIが「なんだろ、こいつら」と呆れるのに、
どうかみなさま 同調しないで欲しい。
因みに。
歴史が好きな女子を歴女というように、地図好き女子はなんだろうと調べてみたら、
『地図女 ( ちずじょ ) 』と言うそうだ。
略しては駄目です、『ちじょ』になっちゃいますから。