いつもの魚屋 (マーケット) で、そい を見つけました。
「見つけた」と言っても、名札がなかったら、これが「そい」 とはわからなかったですけど。。。
そい を初めて食べたのは、円山町の小料理屋さん。
刺身だったんですが、刺身はプリッブリでとても美味しかったんです。
その味が忘れられなかったけれど、なかなか巡り合わなくて。
そんでマーケットで、見つけた時には、「刺身にしよう」と、小躍りした。
( 魚屋の前で、小躍りするのは、いつものこと… )
ところが。
魚屋のおやっさんに、食べ方聞いたら、「煮つけがおススメ」とのこと。
( そうか、煮つけかぁ )
「おとーさんに質問。刺身で食べるのはダメかなあ?」
( 聞いておいてよかった )
今日のはダメなんだって。北海道からきた魚は、流通の問題で、新鮮とは言えないものもあるんだって。
鮮度が落ちると、寄生虫が発生するから、生じゃない方がいいんだって。
刺身で食べられるのは、思いっきり新鮮なものじゃないと美味しくないって。
( そうか、だから東京では、なかなか そい の刺身に巡り合えなかったんだ )
そい の雄姿。ちょっとハネさせてみました。
まるで白黒に見えますが、これでもカラーです。
「下処理、ちゃんとしないと生臭いからなあ」と言いながらゴリゴリとウロコを引いたら、内臓を取る。
ところがこいつ、すごく手強い。
エラのところにトゲトゲがあって、背びれの骨も凄くごっつい。
ちょっと手が滑ったら、「イタッ」って、どこかの骨が、指のどこかに刺さった。
血が出てないからどこだかわからないけど、痛いのなんの。
なんやかんやと格闘して、やっと完成しました。
緑色の粒々は、鎌倉で買ってきた山椒の実。
すごく美味しくできたと思う。苦労したかいがあった。
上の姿煮の半身 (裏の部分)。 これがワタシの分。
・・・・翌日
骨が刺さったらしい人差し指と親指が赤くなってきた。
寄生虫いるって、いってたけど、大丈夫なのかなあ。