あさイチのプレミアムトークに、宮本信子さんが登場。
『あまちゃん』に出演中の宮本さんは、ドラマの裏話や大事にしていることなど話ししていました。
トークって人柄が出てしまいますよね。
宮本さんは、想像通り、いえ想像以上にチャーミングで素敵な方でした。
やっぱり大好きです。
番組での話、こんな感じ。。。
ともかく、東北の言葉は独特で、あまり耳にしませんでしょう?
普段、大阪弁とか京都とは違って。
だから『遠野物語』の時は、ほんとに時間がかかりました、身に入るまで。
でもそれがあるから今度の久慈 (『あまちゃん』の方言 ) も、すんなりいけたんだと思います。
それは凄く私にとって財産です。
マルサの女からずっとやってくれている人と、
「ここ5㎜短く」「ここ3㎜よね」と言いながら作ったんです。
そういう風にしないと気持ちが悪いんです、、、私はね。
これだけ長く一緒にいますとね、ちょっと悩んでいるとか、あっちょっと体、元気ないなとか、あっ今日は大丈夫だとか、だんだんわかってくるじゃないですか。
だからやっぱりお祖母ちゃんの役ですから、そうでなくても、支えるっていうか、だって頑張ってますから彼女。
そういう気持ちは、私以外でも、小泉さんもそうですし、皆さん持っていると思います。
(中略)
「ああしたらいいんじゃない」「こうしたらいいんじゃない」というのは言わないようにしています。
迷いますから。それは演出の方がいらっしゃるんだしね。船頭さんが多いとね良くないですからね。
そこの場所に行きますとね、その方たちの生きてる感じとか、干してある洗濯物とか、鳥の声とか…、匂い ね空気、私はとても大事なの、私にとっては、仕事する前に、それを感じるということが。
イノッチ ) どんどんそれで役に近づいていくっていうことなんですか?
( いえ ) 役と、距離は持つんですが、膨らんでいくっていう感じですね。
演出の井上さんとか、スタイリストの伊藤さんとかにお願いして、これはどういう風にとやっている内にわかってくるんです。物があるとね「これは違う」っていうのは、だんだんわかってくるんですよ。
やっぱり宮本さんは素敵だ!!
スタッフの話をする時に、宮本さんは「衣装さん」とか「監督」とは言わない。
「演出の井上さん」「スタイリストの伊東さん」「長年 私のかつらを作ってくれている服部さん」というように、必ず名前で話されていました。
「名前で言ったって視聴者は分からないだろうから」と普通なら「衣装さん」と言いがちだけど、宮本さんは違いました。
グッと来ました。
「裏方さん」というより「仕事仲間」として身近に聞こえてきました。
一緒に物を作る大切な人と思っている感じがとてもよく伝わってきて、素敵でした。
仕事のことを話す時も「○○するようにしています」と言った後「私はね」を付ける。
自分のこだわりをキッチリ話すのと同時に、そうしない人の「否定」にならない様にと、
配慮しているのだと思います。
常に気を使っている態が凄いんですが、もっと凄いのは 「ワタシ気を使ってます感」を出さないこと。
宮本さんの このさりげなさ が、私にとって一番の魅力です。
初めて「宮本信子」という女優さんを認識したのは1970年。
カレーのコマーシャルでした。
しとやかな奥さんが、台所に入った途端、小躍りする仕草がたまらなくて。。。
子ども心に「なんて可愛いい人だろう」と、思いました。
このお茶目さは、46年経った今でも変わらず、お月さまみたいな優しい目で、ニコニコされてます。
今でも。 伊丹十三さんのことが大好きで、尊敬しきっている感じも伝わってきます。
CMでも、そんなご夫婦の関係が、よくにじみ出ている感じがしました。
そんなハウスジャワカレーのCMだけど、YouTubeで懐かしく拝見したら、
子どもの時の記憶とちょっと違うところが。。。
「シェ~」のイメージは、そのまんまだけど、セットこんなだったっけ?
キンチョウのCMとかで出てきそうな、和室のイメージだったけど。
子どもの記憶 って、こんなものなのかも。12歳でしたから ww
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そんなハウスジャワカレーのCMは、こちら。
短い尺のバージョンは、「シェー」のところで終わるんですが、その方が好きでした。