Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

久昇で、夏の美味しいものを食べる

 

2013年07月27日来店のお話


毎週土曜日の合同練習、今秋は中止とのことで、MOURIから藤沢行きのお誘い。

うれし~。

最近作るものにマンネリしていたから、何かヒントが欲しかった。


藤沢の久昇は云わずと知れた名店で、定番料理の他 毎月変わる「おすすめ献立」も魅力的。

その殆どが“意欲的な創作料理です。

我が家のマンネリを打開するためにも毎月行きたいところ。

 


今回は、初めての夏メニューを楽しみます。

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まず目に付いたのが「いちじくのワイン蒸し」と「アボカドの揚げ出し」

でも、いちじくとアボカドは、お通しに登場してるからなぁ。

久昇のお通しは、予約で来店した客と、ブラッと来店された方と違うみたいです。

私たちは、遠方からなので必ず予約を入れます。

( じゃないと土曜日は絶対に無理 )

 


本日、予約席にセットされてたお通しはこちら⤵

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アボカドのマリネ添え、かぼちゃのマヨネーズかけ、いちじくの白みそがけ


うん、美味し。

美味しいけれど、マンネリ化した我が家の新メニューにはならないかも。

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7月のおすすめ献立からは、「アロエの刺身」「棒がにの酢の物」「日四又(ひしまた)の卵焼き」を注文しました。

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f:id:garadanikki:20130727174823j:plainアロエって、無味無臭なんですね。
ツルっとした食感を楽しむのか・・・。
見た目も涼しげで夏にピッタリです。
これからは、アロエを見ると「皮をむいて醤油かけて食べたい」とイメージするようになるでしょう。
ホロホロと色とりどりのあられがかけてあるのが可愛い。
棒がには、特に夏という感じではないけど、三杯酢の加減は絶品!
どちらにも同じ添え物 ( 茗荷 ) だったのが、少し残念。

日四又の玉子焼き

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久昇の「玉子焼き」は、「おから」「牛すじの煮込み」「きぬかつぎ」と並ぶ、定番人気メニューです。

今月は、その玉子焼きが、鰻入りになりました。

日四又(ひしまた)」とは鰻のこと。

日・四・又という三文字を縦に並べて、魚ヘンを付ければ鰻という字になります。


いつもの玉子焼きより甘目が抑えられていたように思います。

加える食材によって味加減を変えるなんて、やっぱり凄い。


きぬかつ

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ふっくら煮て、皿に接した下部分だけに包丁が入って、並んでいます。

塩が添えられているけれど、塩は付けずにそのままパクリと食べました。



鯨の叩き ( ゆず胡椒味で )

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あれれ、ここにも茗荷だ。(笑)

ウズラの卵をかけたので、結構濃厚な風味。ゆず胡椒の風味はそんなにしないかも。


小柱と大葉のわさび和え

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沢山の大葉で小柱が隠れてます ( ´艸`)

大葉を1枚2枚使って、残りをヘナヘナにしてしまうこともありますが、

このくらい大量に使って、大葉を主役にする手もあるのか。

目からウロコ。

f:id:garadanikki:20150804104124j:plain久昇に来て、「おから」を食べないで帰るわけにはいかない。
こちらのおからは、サラサラしています。干しえびをフードプロセッサーで粉粉にしたものを和えているんじゃないかしら。サクサクした食感が、ふつうの「おから」の食感じゃありません。生アミのようなものも、一緒に炊き合されていて、干し椎茸の出汁と合わさって、複雑な旨味です。味加減も大変上品な逸品。

「おから」って、元々は豆腐の残り物で作られた庶民的な食べ物でしょうが、デパ地下などで売られているのは、妙に甘かったりベトベトしてたり、なかなか美味しいのにあたりません。

その「おから」を久昇は、高級料理の一品にに変えてしまっています。

「最後の晩餐に、何を食べたい?」と聞かれたら、迷わず「久昇のおから」と答えます。

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いつも大繁盛の久昇さんですが、板長さんの隣にいらした太っちょの二番板さんの姿がない。

だからちょっと忙しそうです。

どうされたのかな?


ごちそうさま、また来ます。