Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

外猫の薬投与について考える

 

先日、お話した傘にはいるにゃんこの写真が撮れました。

こんな感じ w

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今までの記録は 8傘 8匹だけど、今日は4匹。

ちょっと寂しい w

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とりあえず、1匹ずつ傘に入ってご飯を食べてます。

 

奥のあかちーは風邪気味で元気がない。

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先週から風邪をひいて、何も食べてくれなかったので、

ドン・キホーテで売ってる「とろみ仕立て」をあげたら、凄く喜んで食べました。

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人間でも、風邪で熱のあるときは、水っぽいものが口に合うでしょう?

パンとかボソボソしたものが人間にもしんどいように、猫も「とろみ」が必要みたい。

 

 

野生の猫は、水場の近くで水分補給だけはしながら回復を待ちます。

あかちーも、半野生なので、水場の近くに寝床を移動し、じっとしてました。

でも、こう雨続きでは体力がどんどん奪われる。

あまり手をかけるのは良くないですが、時と場合によっては薬の処方も考えないと。。。

あかちーが自分の力で体を回復させる為の、免疫力アップのお手伝い。

 

抗生物質の投与を決めました。

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抗生物質、犬猫用。

 

あかちーの体重を考えると、2/3包が適量。

ですが公共の場なので、適量の半分に押さえます。

野生の猫に抗生物質を与える人は「まず、ない」とは思いますが、「もし、いたら」を考えてのこと。

 

実は、このあたりの外猫に、フロントラインを投与する人がいるようです。

 

犬や猫を飼育している方ならご存知でしょうが、首筋に付けると、成分が皮脂腺に蓄えられて、全身にまわり、ノミやマダニをやっつけるという薬です。

被毛をかきわけてたらすようにします。 成分が皮脂線に蓄えられ、皮脂と共に放出。 成分が全身へとスピーディーにゆきわたります。

一か月もノミを駆除するくらいだから、分量や頻度には厳しい決まりがあります。

また高齢、衰弱の猫に対する注意事項もあります。

 

本来この手の薬は、家庭内で管理下においたペットにするものですが、

これを野外の猫に投与するケースもあるのです。

本人は良かれと思う行為でしょうが、想像力が足りない。

 

最近、フロントラインを投与した脂跡がついている猫が数匹いましたが、

同じ子の首に、月 2回確認されました。

つまり、ここでフロントラインを投与する人が複数いるということ

 

実はあかちーが体調を崩したキッカケも、それではないかと思います。

決められた容量の2倍も投与されては、健康体でも負担は増。

中高齢で、こう雨が続ていたら、あかちーの体に良いわけ ありません。

 

こういった外猫について、私はいつもジレンマを抱えます。

「そんなに大事なら自分の家で飼うべきだ」と。

そう出来ない今のワタシにはとやかく言う資格はないのです。

 

せめて、あかちーが回復するのを一喜一憂しながら抱きしめて、温めてやることくらいです。