オヤコフン(id:massneko) さんのBlog「墳丘からの眺め」で紹介されていらした
小平市天神町の「小平ふるさと村」を見て無性に行きたくなりました。
所用が早く終わったので、これからすっ飛んでいこうと思ったのですが。。。。
結論から先に言いますと、今日は入れませんでした。
着いたには着いたんですが、「ふるさと村」の門は閉まった後でした。
このBlogを読んでいただいたことがあれば容易に想像つくと思いますが、
ワタシの徘徊は今回も、あっちに引っ掛かり、こっちにフラフラとで、
たどり着いた時には閉園時間を過ぎていたのです。
一応、閉まった門の写真です。17:13
ふるさと村は、近い内にリベンジしたいと思いますが、
今回は、思いがけない素敵な場所を見つけたんで、そのお話です。
といっても、あっちに寄り道、こっちに寄り道の道中ですけれど。。。
現在の時刻 9:56
小平か、新宿からなら、西武新宿線なんだろうなあ。
などと思いながら中央線に乗る。
地続きなんだから、行かれないこともない、だろう。
降りたのは、武蔵小金井。
一度来てみたかったんだ。
ここから、北に向かってあるけばいいんでしょう?
地図を見れば迷いようもないほど、西武新宿線方向に真直ぐ続く道。
「魚やの台所」うーんちょっと気になるお店だけど、
歩き出してすぐご飯を食べるっていうのもねぇ。
いい、この貼り紙(笑)
綺麗なお稲荷さんだねぇ。「大松木之下の稲荷」
境内にご神木の大きな松の木があったことから名づけられたと、看板にあるけれど、
大きな松、もうないんですねぇ。
切っちゃったんでしょうかねぇ。。。
あっ庚申塔
最近気になるんですよね庚申塔、だから目につくんだと思う。
右のは年号不明なんですって。上のところが欠けてしまってます。
左は、寛政4年(1792) に上山谷の講中が建てた笠付の青面金剛庚申塔だそうです。
≪解説≫
上山谷は、現在の本町 ( この場所です ) と桜町あたりの地名。
講中っていうのは、同じ信仰をもつ人の集まりのことで、
この場合は庚申待を一緒にした村人たちのこと、ということでしょうか。
じゃ、庚申塔とは何ぞや。。
昔、庚申待っていう民間信仰がありまして、
庚申の日に神仏を祀って徹夜するっていう行事なんです。
元々は道教の伝説に基づくものなんだけど、
人間は頭と腹と足に三尸 ( さんし ) の虫がいて、
いつもその人の悪事を監視していると考えられていたとか。
三尸の虫は、庚申の日の夜の人が寝ている間に天に登ってその人の日ごろの行いを、
閻魔様にチクリに行くんです。
その結果、罪状によっては寿命が縮められたり、死後地獄・餓鬼・畜生の三悪道に落とされる、
要するに査定のようなものです。
そこで人間は、三尸の虫が天に登れないように、庚申の日の夜は村中の人達が集まって神々を祀り、
寝ずの酒盛りなどをして夜明したんですって、これが庚申待です。
庚申-かのえさるの日は60日に一回巡ってくるので、年に6回と ( 又は7回) ありまして、
その庚申待を3年続けた記念に建立されたのが庚申塔というものなんです。
この青面金剛は、シンプルで優しい感じですね。
青面金剛は庚申待の本尊として知られ、
三尸を押さえる神とされてます。
腕の数は、二臂 ( ひ ) から八臂まであるそうですが、
この方は四臂ですな。
邪鬼を踏んづけていますが、
乗っかってると言う感じ(笑)
見猿、言猿、聞猿の三猿もいますが、
かなり簡略された優しい塔に思えます。
興味のある方は下に記載したサイトさんが判りやすく説明されてます。
あああっ大変、このペースだから、いけないんだ。
うぉー、いい感じの建物ですなぁ。現役なのかな。
大きな欅があります。
白龍欅というんですね。ゆさゆさ。
素敵な植木鉢
ここが小金井橋かな?
桜の時期は綺麗なんでしょうね。
ここから小平市
凄い立派なお屋敷ね。
こういう横道、誘われるなぁ
ちょっと気になるなぁ、江戸東京たてもの館 (・・? なんか面白そう。
園内は広いのね。
あっコキア、紅葉したコキアも いいものです
砧公園とか、代々木公園にも似てる。
木の大きさが公園の歴史を感じさせます。
なるほど。根を守るのにこういう手があったか。
玉竜は雑草も寄せ付けず、丈夫な苗ですからね。
こうすれば木の根元に人が入ることもない。
おお、でっかい木。キンモクセイかな?
ここらで昼食にします。
立派な入口、両脇のキンモクセイも凄い。
そこ、乗らないようにワイヤーがあるんだろうに。。。
カーカーって、どこの仲間を呼んでるのさ。
ここでしたか。キンモクセイがあんたたちの巢なわけね。
腹ごなしも済んだ。
じゃ「江戸東京たてもの館」入ってみますか。
つづく