病院の待ち時間に、表参道を散策。
素晴らしい珈琲店を見つけました。
南青山の一角にある、珈琲と、庭、そして無駄話を楽しむ喫茶店、蔦珈琲店
※ 上の写真はお店のサイトからお借りしました。
※ 上の写真はお店のサイトからお借りしました。
蔦というだけに、表の煉瓦には蔦がたくさん
マスターともう1人の男性でやっているらしく、お客様は定連さんが多いみたいです。
私は1人なのでカウンターに。後ろで年輩の男性の声がした。
窓際に2席空いていて、どちらに座るか話をしている様子。
「どっちにするかい? こっちに座りたいんだろう、そんな顔してるぞ」
年の頃もキャリアも同等と思われるお2人の会話が聞こえてくる。
紳士然とした声の調子は学者風。青山学院の教授だったりして。。。。
カウンターでは、マスターと常連らしき女性がMacがどうしたという話に夢中。
華やかな笑い声が耳をくすぐる。
このお店の素敵なところは、
お客さんの会話がうるさ過ぎず、
静かすぎず耳に届いてくるところ。
大きなガラス張りなのに、反響が全くない。
しーんとし過ぎているのも、
がやがやうるさいのも、落ち着かないでしょう?
これは空間がなせる業なのか、常連のお客様が温めたものなのか、もちろんマスターの人柄もあるだろうけれど、一見の私も温かく迎えてくれます。
本を読みながら、時々聞こえてくる笑い声を耳に、美味しい珈琲を飲む。
至福の時。
珈琲のお代わりは350円とな? 二杯目をお願いして読書にふけります。
さぁそろそろ帰ろうかとレジに足を運ぶ。
「美味しかったです。お庭も綺麗ですね」
「ありがとうございます。またお寄りくださいまし」
お店のホームページにこんな言葉があった。
《無駄話を楽しむ店》
うまいことを言うなぁ。またお邪魔させてもらいます。