Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

油淋鶏を作る

 

今日の夕飯 ( 17日 ) は、豚と白菜のミルフィーユ鍋を作ります。

それと、、、骨付の鶏ももがあるので油淋鶏でも作るかな。

 

かなり時間がかかりそうだけれど、まあね、頑張る。

私の作り方は「油淋」です。

 

よく家庭では、小麦粉や片栗粉をまぶして唐揚げにしますでしょう?

アレ、本当は間違い。

最近は、中華料理屋さんでさえ、そういう作り方をするところもあるみたいだけれど。。。

味の浸み込み方が全然違うので、別物なんです。

 

油淋は、蒸した鶏肉の皮に醤油を塗り、油をかけて、皮をカリッとさせるもの。

油を回しかけることを「油淋」というんです。

中華料理の字の中には、作り方と素材が入ってます。

五目焼きそばなら「什景焼麺 ( スーティンツォーミェン ) 」

什景が「十の色取りの~」という意味でホントは十品目入ってるのが正しい。

焼麺が、焼きそばという意味。

ちなみに五目というのも五つ何かが入っていればいいんじゃなくて、肉と魚介が五つないと駄目なんです。

野菜を入れて五つじゃないのです (笑)

 

中華料理の名前は、この辺にして、「油淋鶏」作るんだった。

私は蒸さずに、全部油かけで作ってみたいと思います。

時間がかかるけど、その方が美味しいと思うから。

 

使うのは、鶏ももがすっぽり入るくらいの鍋二つと金網。

中華料理だとプライパンの上に同じ形の穴の開いたフライパンを乗せて、

何でも調理をしますが、家庭にはそんなものはない。

 

油は、ラード5、太白3、サラダ油2を混ぜたもの。

それをチンチン熱くして、鍋に金網を乗せ鶏ももを入れた上から、

ジャーっとかける。

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油だけ下に落ちますから、

今度は金網と鶏ももを空になった鍋に置いて ( 奥の ) 、

油が入った下の鍋の油をまたチンチンに熱くして、ジャーっとかける。

 

最初は、肉が冷たいからいい音がしませんが、

何回も何回もやっている内に、ジャーっといい音がするようになる。

出来れば皮の方を最初に仕上げて、それから裏側からも油をかける。

そうだなあ。目安は20回ほど? いやもっとかしら。

裏から見ても表から見ても、カリっと茶色い焼き色がつくまで頑張れば、

中まで火が通るハズです。

 

やり過ぎくらいがいい。

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ほら、粉をつけなくても、ケンタッキーフライドチキン並にカリカリになりました。

ここまでカリッとなれば、普通の包丁でもバリっと骨が切れます。

・・・切れるはず。

あたしが力あるからかなぁ、切れるはず。。。

 

それに、あらかじめ作って寝かしておいたソースをジュッとかけたら出来上がり。

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私は、鶏と一緒にカシューナッツにも油をかけてカリっとさせたものをトッピングします。

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ほら、中までちゃんと火が通ってます。

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時間がかかるけど、こうやると肉の弾力も違うし、

衣をまとっていないからソースがもたつかない。

 

是非、挑戦してみてください。

 

ただし。。。。

時間配分を間違えた。

先に鍋を作っていて「食べててね」と言ってたので、

油淋鶏が出来た時には、鍋、空でした m(__)m

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私の分は、MOURI が取り分けてくれてましたが、

ミルフィーユ状態の鍋の写真を撮りそびれてしまった。。。

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まあね。

仕方ないか。チャンチャン