いつもにゃんこに会いに行くのは夜だから、
昼間行ったら、風景が変わってました。
あれ? ハタボウとトントン。
あんたたち、破局したって聞いたけど。
「やばっ、ばれたか」
今頃、離れたって、見ちゃったもんねー。
しらばっくれて。
ハタボウまで、何さ
ほら、あんた、とぼけると舌が出る癖 あんのよ?
ふふふ。
まあいいか。 仲良くおやんなさい。
「ねえねえ。トントンはもういいでしょ? ごはん頂戴」
ウッカリして今日、帯電の指サックをしてこなかったので、
さつまがこんなになっちゃいました。
いやん、マルちゃんが触ったから、パチパチになっちった。
「ええ? もしかしてマルちゃん? なんでこんな時間に」
グレゴリーったら、なんでそんな不審そうな顔すんのよ。
「眠い」
コタヌ、寝惚けてんのかい? ぶちゃいくな顔になってるよ?
娘のミーシャが私に気がついた。
走り寄ろうと思ったら、
母親がダーーーッシュ!!!
「お母さんには適わないわ」
あれ?
塀の所にカイさんがいる。
なーに? 塀の向うに台があるの? そこから偵察しているわけなの?
「そうそう。ここが私のアジトなんだから。バラしちゃだめよん」
そんなに見つめないでよ、わかったわかった。カイさんは、賢い賢い。
昼間のにゃんこはどこか違う。
これもまた楽しの光景でした。