湯島から根津、谷中へとかなり歩いたと思います。
谷根千といったけど、千駄木はスルーしてしまいました。
この辺りは、地形が複雑で歴史的にも色々あって、
地図好き 地形好き のあたくしとしては大好物のエリアです。
やっぱり坂はいいですねぇ。
住むのにはだんだん大変になってきますが、やっぱり萌えます。
これなんか最高!!!
有名な「日暮里崖線」
うほっ凄すぎ、この断崖。
私の生まれ育ったエリアで馴染みがあるのは、国分寺崖線。
以前、成城学園と喜多見の間の崖線を登ったり降ったりして楽しみましたが、あの辺よりもっと凄い。
長さで言えば国分寺崖線ですが、傾斜角でいったら西日暮里崖線の勝利ですね。
崖の定義、ご存知でした?
「高さ3m以上、傾斜30度以上」が崖なんだそうですな。
横断歩道を渡って駅側に来ました。振り返ると、、、あれ?
みんな見てる。
皆、崖フェチなのか? そんなことはないですかね。
さて、これから上野に出ようと思うのですが、ちょっとくたびれたので電車に乗ります。
私の前のオジサン、改札機にカードは入れたもののピンポーンと拒絶され、前の蓋が閉じました。
ところが「あれ?」と言いながら強引に蓋をメリッと開けて抜けて行ったぞ。
お見事というか、大胆というか。
あまりにもサッサと行ってしまったので、駅員さんも気がつかなかったみたいです。
これ、無賃乗車なんでしょうかね。凄いものを見てしまいました。
でもおじさん、出る時も同じように出るんでしょうか。。。
上野に着きまして、向かっているのは摩利支天。
この辺は、何回かぶらついていたのですが、
こんな街中にあるとは思いませんでした。
あそこ、二木の菓子の隣に見える紫の旗のところです。
凄いところにあるものだ。
二木の菓子の敷地に摩利支天があるのか、摩利支天の敷地内に二木の菓子の出店があるのか。。。。
まあそんなことはとりあえず。
ここ摩利支天は正式には、日蓮宗妙宣山徳大寺といいます。
仏教の守護神である開運大摩利支尊天を奉安することから摩利支天徳大寺とも称し、
下谷広小路 ( 現・上野広小路 ) に位置したことから下谷摩利支天とも呼ばれています。
摩利支天とは「威光」あるいは「陽炎」と訳されるそうです。
参拝祈願をした人々には「気力・体力・財力」を与え、厄を除き、福を招き、運を開いて下さるのだそうな。
また「福寿吉祥開運勝利を誓い給いし、諸天善神中 最も霊験あらたかな守護神」といわれ、古来から武士階級に熱い崇敬を受けてきたんだそうです。
そこでお守りも「勝守」
黒いお守りって珍しくないですか?
実は友達が「徳大寺 ( 摩利支天 ) の勝守が欲しい」と言っていたので、いただきに来たんです。
18段あまりの石段を上った摩利支天は、アメ横の喧騒を忘れ、静かで厳かな雰囲気の場所でした。
ウチの土産は生姜。
高知県産。これで300円ですって、お買い得でしょう。
さて、沢山歩いたし、そろそろ帰ります。
じゃあ、湯島のつる瀬で甘い物を食べて帰りましょう。
つる瀬のクリームみつまめ。
こちらの豆は最高。そしてお茶もとても美味しいのでほっこりします。