Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

飛鳥山ってどんなところ?

本日は病院のカケモチ。違った ハシゴ。

午前中、新宿の病院に行き、午後、大塚の病院に行く。

一度家に帰ってもいいが、大塚から都電に乗って行ってみたいところがあるんです。

 

飛鳥山

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以前、都電で三ノ輪から都電に乗って大塚に行った折、こここを通りがかって気になっていた。

この地形。こんもり盛り上がった緑の部分が飛鳥山。

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俯瞰の写真が撮れないので、ウィキペディアからお借りしました。

 

道路を拡張するのに削られたそうですが、それでも山が主役。

道路は飛鳥山に沿って曲がっています。

萌えます地形フェチにとっては。。。

ほら 上野から日暮里、田端、上中里と続く、あの日暮里崖線なのですよ。

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河岸段丘ですよね多分ここ。

上野台地をスパッとナイフで切ったように線路が走っているところは低地になっている。

 

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飛鳥山 さくら亭のデッキから見た景色。

京浜東北線と東北・上越新幹線の線路が見えます。

 

高い所と段差が好きさ。

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ご存知のようにこの山は、江戸時代から有名なお花見スポット。

勝川春潮「飛鳥山花見_三枚続」天明年間(1781-88)後期

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ここに描き込まれている碑がこちら。

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 飛鳥山の碑

八代将軍徳川吉宗さんが飛鳥山を整備して、一般庶民に開放したっていうことがつらつらと書いてあるらしい。風景ではなく、こういった人工の物が浮世絵に描かれていて、その実物をこうやってみられるっていうのも面白い。

 

先ほど「江戸の頃よりここが花見のスポット」という話をしましたが、

当時、仮装や余興が出来る場所というのはここ飛鳥山と向島だけだったらしい。

そういえば以前、花見の仇討ちでもこの浮世絵を掲載しましたっけ。

 

 

「花見の仇討ち」が高座にかけられた当初は、飛鳥山が舞台とされていたのでしょう。

その後余興が許されるようになると、〔上野〕を舞台にした噺にした落語家もいる。

庶民の肩の凝らない花見スポットといったら、上野でも向島でもなくここ飛鳥山。

何だか、すごいところに来てしまったんだなと思います。

 

何の下調べもせずに来たのですが、

興味のある物事に ( そんなことを司っている神様 ) に引き寄せてもらったのかもしれぬ。

飛鳥山は公園としても老若男女に親しまれているし、三つの博物館もあるらしい。

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うおお。

これは一回では書ききれぬの。

続きは仕事から帰ってからということにして。

今回はしりきれとんぼで済みませぬm(__)m