朝起きて、ホテルの朝食をすませたら早速出発です。
この辺りは、朝食も鮭ではなく、鯖なんですね。
それとこれは ( 右側 ) へしこ。
日本酒の肴だけでなく、ご飯にも合う。お茶漬けにしてもいいようです。
左の茶色は昆布でした。
目が悪く、ひじきだと思い大量によそってしまったんです。
そしたら昆布だった。こんなに食べられないので申し訳ないけど残してしまいました。
へしこは、スーパーにもお土産屋さんにも沢山並んでます。
みんなお気に入りのメーカーがあるようです。
MOURI は一番最初に食べたへしこが塩っぱすぎて、へしこの印象が悪かったらしい。
ごえんの女将さんに聞いても、塩がきついのが普通らしい。
でもごえんで食べたのは旨味成分たっぷりで本当に美味しかったんです。
ああ、帰宅後の一杯が楽しみ。
朝からスーパーのへしこを見てこんなことを言っているまるさん
今日はこれから東尋坊に行きます。
幸せなことに本日も晴天なり。
それにしても、今さら何ですが、ナビって便利ですよね。
「東尋坊」ってセットすれば連れて行ってくれるんだから。
何の畑だか気になるんだけど、両側の溝が深いのでよそ見は禁物。慎重に進みます。
海が見えてきた。
・・・と思ったら、海模様の壁になった。
東尋坊の駐車場は面白い。
県営や、入口近くの駐車場は有料で500円です。
ところが少し先に進んだところにあるお店専用の駐車場は無料。
「ただより怖いものはなし」か? まあいいか。
「岩場近道」と書いてある。どうやらお店の中を通るルートみたい。
お店の中を通らせるからといって、むりくり商品を買わせるような雰囲気ではありません。
素通りしても全然気にされない様子。
他の土産屋さんとそんなに変わらない価格。むしろ安いかも。
1~2割りの人が足を止めて何か買っていってくれたらそれでいいのかな。
いや、それじゃダメか。<m(__)m>
お店を出た所に芝生が広がります。
向うは海。
いや~なんて綺麗なんだろう。
この景色凄く懐かしい。
昔父が好きだった伊豆山の桃李境の庭に似てる。
芝生の先に見える海の感じが。。。
在りし頃の桃李境、部屋 ( 柾 ) から見える景色 ↑
・・・ノスタルジー
現実に戻って景色を見る。
東尋坊は、マグマが冷えて固まってできた複輝石 安山岩が柱状になった所にに、荒波がぶつかって出来た岸壁なんですって。
高い所で20mもあるらしい。
こうやって上から観る眺めも素晴らしいが、観覧船で海から観る岸壁も見事らしい。
なんって綺麗な海なんでしょう。
ワクワクする。
あっ、あそこが船着き場か。
ちょっと~ 人がいますよ。
断崖絶壁。柵もない所に。中央の写真を撮ってる人の先は高い崖なんじゃないの?
見ているだけでもモゾモゾする。
船? もちろん乗る!!!
チケットを買ったら岩場を降りていきます。
なんだろう、このワクワクドキドキ感は。
また人が見える。
危ないって、そんな所にいたら。
チケットを渡したら、下の船に乗船。
おお、いいねぇいいねぇ。
最後の方に乗ったので、席は選べません。
窓ガラスは、潮で傷んでます。閉めちゃうとあまり見えないねぇ。
私たちが座った左側は、沖に出るまでは波が打ち付けるので全開にしてはダメなんだって。
こんなに波、穏やかそうなのにね。
もう少し島のある方に近づくまで我慢我慢。
所々岩の感じが違うのが面白い。
船内で説明のテープが流れているんですが、
おわかりでしょう? 何万回も使っているからテープがよれて、女の人の説明、何言ってるか全然聞き取れない(笑)
しばらく頑張って聞き取ろうと思ったんですが、、、、やめました www
あの右下の岩、人の顔みたいだ。
この辺の岩は斜めになってますね。
ブラタモリのタモリさんが見たら喜びそう。
釣してますよ。
あの人たち、どこから降りたんだろう。
縦だったり、横だったり、マグマが流れて押されて、、、
ああ、ブラタモリの先生に解説してもらいたい。
黒い岩と森のコントラストが美しい。
ひとつとして同じものがないのがいいですねぇ。
ああいう柱状の岩の裂け方見ると、指でホジホジして崩してみたくなる。
それって私だけ?
一回りして戻ってきましたが、いますよ人が。
これから手前の岩と向うの岩の間に入るそうです。
そろりそろり進む。
ここもホジホジしたい感じの岩だ。何千年かかるとこうなるんでしょうね。
一旦入った岩場をバックで沖に出ますと、、、
こんな所に頭を突っ込んでいたのか。また人、立ってるし~
お船のオジサマの話では毎年、何人かはあそこから落ちて亡くなるんですって。
柵がないのは、天然記念物だから。
入っちゃいけない場所ではないそうなんですよ。
それが凄いよね、あんな危険な場所。
ギリギリ際にいる人は凄く注意をするそうですが、その手前の人が足を滑らせて転んで、その拍子にギリギリ際の人にぶつかって落っことす形になることが多いらしい。
先ほどよりなだらかな岩場ですね。
東尋坊の由来。
昔 悪僧がいて、その乱暴さゆえ仲間にこの崖から突き落とされたんですって。
その悪僧の名前が東尋坊というんですと。
いくら乱暴な悪い奴だからといって、仲間というのも坊さんでしょう?
凄い話だな。
お船のオジサマが何か言っています。
そうなのか、大事なことは口頭で説明するってか(笑)
お船の人たちもテープが聞き取れないことを知っているらしい。
説明によると、あの手前の岩が何かに見えるって話。
近寄ってみますと、、、ライオンだって。
手前がお尻、向うむいてます。
・・・・うん、見えなくも、、、ない。
さっきの断崖絶壁よりは幾分低いが、やっぱり人間って高い所が好きなのね。
あの人、ご満悦の様子。
ここが一番下まで行けるエリアのようです。
畳の様な平らな岩があって、水にも触れるらしい。
この辺で岩は普通の形になります。
もう終りみたい。東尋坊の遊覧船、結構楽しめました。
10分置きくらいに出港しているらしいです。
福井県にいらした折は、是非お立ち寄りになってみては?
ここが海辺まで降りられる場所ね、どうする行く、やめとこうか。
なんかね、皆が楽しんでいる姿を観ただけで行った気になるから不思議。
楽しかったですよ、それはそれで。
この景色すきです。
これも好きなショット
石畳が見えますね。
東尋坊の地図
ここの芝生もなかなかいいですね。
皆が寄っているのは日陰だからみたいです。
長い時間海を見るのにはこれがベストなんでしょうね。
東尋坊から見る夕景も凄いらしい。
いいなあ。
絶対に綺麗だろうな。
また来ようか、今度はこの辺に宿を取って。。。
いいねぇ、夜ご飯はぜったいに「魚志楼」で、うん絶対に再来します。