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garadanikki

日々のことつれづれ 駄目駄目さんのガラクタ日記

北陸夏旅行~4日目の3 金沢・コハク☆バー

おでかけ すてきな人 まるさん食日記 旅にでる

ピ~ンチなのです。

何がピンチかって。。。

Blogの写真をアップしているHatena fotolifeの今月のファイル使用料が85%に達しています。

8月はまだ1/3もあるというのに・・・・このままではBlogの更新が出来ません。

写真無しだと文章だけで何とかしないといかんのでしょう? 

そんなのワタシには無理無理。。。

 

原因は今回の北陸旅行で写真を使いすぎたから。

今までも一杯一杯のことはありましたが、何とかカツカツでやってきたのよね。

hatenaさん、Proにしたのだからもう少し容量をいただけませんこと?

皆さんは何とかなっているのかなぁぁぁ。

 

そんなことで今回は、写真のsizeを小さくしてからアップロードしてみました。

イマイチ仕組みがわからないので、有効な手段かもわかりませんけれど。

 

北陸夏旅行、最終回

「猩猩」をご機嫌で後にして、向いの道に吸い込まれました。

石畳になっていて、いい感じの道なんだもの。

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江戸時代の武家屋敷に来てしまったみたいだ。

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ってアレ? ここ もしかして。。。

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前回、お皿買った所かしら。

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この子たち。

 

そうよそうよ、長町の鏑木さんとかなんとか。

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うわー凄い。

昼間もいいけど、夜の長町 さいこーーー 

去年の同じところ
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こんな素敵な所にお住まいの方は、どんな身分の方なんだろう。

塀や門の維持費も大変でしょうし、いつも観光客の喧騒に見舞われているだろうし。

 

人がお住まいなんだもの、静かにします、はい。

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静かに歩いていますが、それでも楽しくなってきて、あっちにフラフラこっちにフラフラ。

そんなことしていたら、ちょっとトイレに行きたくなった。

予定外に入店したのは、木倉町のブランディールとかなんとか。。。

ドアが開いてて、スタンド席があって入りやすそうだったから。

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モヒートをグビグビ。

お店は奥に椅子席があって、外人さんとか、大学の教授風に人とかで賑わっています。

写真にチラッと写ってる女店員さんは、剛力彩芽風の美人さん。

2人が凄い勢いで飲み干したので、お代わりいかがとすっ飛んできました。

「ごめんね。今日は一杯だけにしとく。また明日来るね」

「そうですかぁ~ じゃまた明日」

よく言うよね、そういう軽口 (笑)

 

予定外のお店にひっかかりましたが、BarSpoonに向かいます。

着いた

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どした? 

MOURI 「・・・・」

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えっ? 嘘でしょ

月曜日、定休日だって。

f:id:garadanikki:20160821094432j:plainやっちまいました。

あたしです。

金沢のお店を調べていて、順当に行くと日曜泊だったので、

BarSpoonが日曜営業してるかまでは調べたんです。

その後、BarSpoonの細田良幸さんが教えてくだすった

「いたる」を調べたら日曜日定休。

それで月曜日泊にしたんです「いたる」の為に。

その時BarSpoonの定休日を再確認しなかった。

 

 

 

「ツメが甘いっていうのは、こういうヤツのことを言うんだな」

返す言葉もございません。

でも落ち込んでいる私を見てそれ以上言わないのは武士の情けだな。

「仕方ねー奴だなあ。じゃ どっか探すぞ」

うなだれながら付き従う私。

 

・・・ああなんで日曜を月曜にしたんだろう。

結局「いたる」にも行けず、BarSpoonにも行けずだなんて。。。

 

どこをどう曲がったかわかりませんが、そう遠くはない路地に一軒のBarを発見。

 

f:id:garadanikki:20160821094433j:plain早速、スマホってますが

「いいんじゃない? ここで」

と 私がそくす。






金沢 コハク☆バーと書いてある。

 

f:id:garadanikki:20160821094434j:plainバーで二階、ちょっと入りにくいが肝は据わった。

階段を上がる、ドアを開ける。

おーっ

いい感じのカウンターの先に、Barには珍しい窓があって、

そこから見える緑が美しい。

この窓がなかったら、ちょっと閉鎖的過ぎる空間だ。

 

なんて居心地が良いんでしょう。

バックバーには、若いバーテンダーさんが2人。

お客さんはいません。

ちょっと若い方だけど、奥の方がオーナーかな?

 

まずはジントニックを一杯。

「いらっしゃいませ」

「どうも。。。実はBarSpoonに来たんですが、休みだったのでここに」

言わなきゃいいのにって、瞬間思いました。

他のお店のことなんて、MOURI らしくもないとね。

そしたらオーナー ( らしき人 ) の顔が変わりました。

「ええっ、親爺さんのところにでしたか」

「???」

「僕、親爺 ( 細田 ) の弟子なんです」 

えええええっ

何と言う偶然。

何も知らずに飛び込んだ店が細田さんと繋がりがあったとは。

金沢のBarは全部細田繋がりなのか?

「えっ、お弟子さんが多い方だとは聞いてましたけど、金沢にお店を出された方は多いんですか?」

「いえ、県内には3人ほどかと思います」

「じゃ、ホントに凄い確率、偶然、奇跡なんですね」

 

オーナーの用村さんは、細田さんの二番弟子だそうです。

細田さんはすすきのの名店バーやまざきのお弟子さんだから、用村さん孫弟子ってことになる。

 

さっきBarSpoonの前に立ち尽くし泣きべそをかいていたのに、こんな展開になろうとは。

これは細田さんがどこからか 可哀想に思って導いてくれたに違いありません。

あっこれじゃ、細田さんがお亡くなりになったみたいか。

いやね、生霊というものあるんです、日本の陰陽道には。

 

私がこのお店に惹かれ「入ろう」と思ったのは、お店のマークと店先の挨拶状を見たからでした。

店頭には初めてBarに入る方に対して『Barは敷居が高いものではありませんよ』とか、『気軽にお寄りになってみて下さい』とか『お酒のことでわからないことはどんどん聞いてください』とか、そんなことが書いてあったんです。

その一生懸命書かれている文章に好感が持てた。

 

それからマーク。

ウヰスキーだからナラの葉っぱかな、その上に樽。

樽の上に猫が乗っていてその上に雄鶏、雄鶏の頭にグラスが乗っているんです。

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まる「あのマークが印象的で。。あれはブレーメン」

用村「ブレーメン」

    用村さんと私は同時につぶやきました。

    やはりブレーメンだったんだ。

もう「良く見てるなぁ、俺そういうの全然気がつかなかった」

まる「おとぎ話読んでたからね、それに猫だもん。

   でも何故猫が乗ってるのかしら?」

用村「あれはですね、ウイスキーの樽の回りの鼠除けで昔から酒蔵に猫だったんです。

  お店を開店するのに、色々考えてブレーメン風のデザインにしたんだけど、

  あのお話ご存知ですか? 動物たちが『ブレーメンに行こう』と旅する話ですけど、

  彼らは結局、ブレーメンに行きつかなかったんですよ。

  途中の町でやめちゃって、そこで楽しく暮らすという話。

  マークにした後にそれ知って、いいのかこれでということになった。」

まる「いいんじゃない? 場所がどこでもみんな楽しく暮らしたとさということだから(笑)」

 

思いがけずにおとぎ話の話とかで盛り上がりました。

でも雄鶏の上のグラス、可愛いですよね。

 

MOURI の方は本物の、、、バックバーの樽の方にロックオン。

もう「あれは何ですか?」

用村「よくお気付きで、あの小さな樽で醸造してるんです」

もう「醸造? 飲めるんですか?」

 

大きな樽と違って、玩具のような小さな樽にウヰスキーを入れておくと、

醸造の度合いが半端なく早いんですって、出来上がりもプロが予想つかないような、

色んなことになるらしい。

 

用村「一日、一日違うんです。お常連も喜んでくださって『今日は丸いな』とかなんとか、

  品評しながら楽しんでおられます」

もう「あの、一杯飲みたいんだけど、ダメかな」

用村「全然大丈夫ですよ」

シングルモルトは私にゃわからん。

MOURI が「うめぇぇぇ」と言いながら楽しんでいるのを横で見ていて面白い。

 

要らんことといえば、もう一つこんなこともありました。

もう「あれさ、作って欲しいんだろう?」

去年私が細田さんに作っていただいて大感動したアマレットを使ったカクテルのことです。

 

もう「この人アマレットが好きなんですよ。

  アマレットで何か作ってあげて欲しいんだけどな」

それは私も頼みたかったけど。。。

用村「承知しました。お好みをお聞きしましょう」

 

私は細田さんにリクエストした自分の好みを思い出しながら、キリッとしたのが好きだとか、強くて大丈夫だとか色々話ました。

そしたらMOURI 、横でダメ押し。

 

もう「実はね、去年BarSpoonに行った時に同じお願いを細田さんにしたんですよ。

 そのカクテルが美味しくて、忘れられないっていうんで再訪なんです。

 ということで、お弟子さん ひとつよろしく~」

用村「えええっ親爺さんが作ったんですか、その題材で私がぁ~。

  ハードル上げないでくださいよぅ。」

 

こんなにイジっていいのか、可哀想じゃないかよぅ。

と思いましたが、Barで気取って飲んでもつまらない。

バーテンダーさんが素に戻っているのに接する機会も面白い。

用村さん、すごくすごーく考え込んで、シミュレーションしてる。

そんなに時間をかけていいのかっていう位考えて作って下さいました。

 

ラムベースです。

師匠の老獪で、斬新な一杯にはまだまだ適いませんし、ラムではアマレットの個性が薄くなりがちではありますが、渾身の一杯でした。

おいしい。

用村さん、ご無理を言って、ハードルもマックスであげてしまってごめんなさいね。

お若いバーテンさんも、自分の師匠がいじられているのを目を丸くして面白がっている様子。

彼の印象はホントに真面目なお坊さん。

修行中の坊主さん、二ツ目前の落語家さんみたいな感じ。

うぶで真面目な感じがとても好感の持てる方でした。

 

今日この時間は本当に珍しいくらいお客様はいなかったけれど、途中から二組。

私たちが帰る頃から混みあうんでしょう。

 

窓の緑、ビルの谷間の借景らしい。

春には桜の花が見事だそうです。

素晴らしい居心地と、美味しいスコッチ、そして素敵なお話、ありがとうございました。

 

Facebookのお店の写真、拝借してしまいました <m(__)m>

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