アシスト自転車を買ったので、遠出をしたくなりました。
アシスト自転車なら、山坂超えてどこにでも行ける。
どんなルートでも走れる。
今までは坂が緩やかそうなルートを選んで走ってたんですが、そんなことしなくてもいいんです。
あーなんて楽なんだろう。あーなんでアシストにしなかったんだろう。
で。今日は、10kg程離れたところ、実篤公園に来ました。
調布市にある、武者小路実篤さんが晩年住んでいらしったお家が公園になっているのです。
話が前後しちゃいますが、近々最初に行った2年前の記事がアップされます。
今回が2回目。
初回もこの時期だったんだなと笑います。
蚊が多くて、一番大変な時期に来るとは。。。
公園の方は無料です。
入口に虫除けスプレーが置いてある。前来た時もそうでした。
嬉しいお心づかいです。
入口のオジサマに挨拶して中に入ります。
「今ね、ヒカリモが綺麗ですよ。
ヒカリモ。知ってる? 藻の一種なんだけど肉眼でも金色、写真に撮っても綺麗だよ。
都内ではここしかないんですよ。案内板があるから見て行ってね」
あっ懐かしい。初めて来た時にもお話したオジサマだ。
確か、明治神宮前の近くに住んでいたとかで、子供の頃明治神宮の狸をお母さんがさばいて家族で食べたとか言っとった人です。
オジサマとのお話はこのくらいにして、、閉園時間が迫っていますので急ぐことにします。
生前の実篤さんの写真がある、お家の玄関をそそくさと通り過ぎ。。。
お家を見るのは後回しにして。。
とにかく広いのです。
実篤公園は、竹藪だってあるんだから。
あった案内板、あっちだそうです。
実篤公園は、敷地が広すぎて今ではトンネルがあるのです。
どういうことかというと、昔あった敷地の真中に道路を通したので公園が分断される形になった。だからトンネルで道路をくぐるのです。
おっ。実篤さん
あそこかな? 男の人が見てる
どこさ。
あれかな? あの黄色いの
ふうん
なんか、綺麗、、、っていうか自然界の色じゃないみたい。
最初に見つけたのは小学生だったんですって。
それから公園の人が調べて育成したんですって。
本当に珍しいものらしい。
いやしかし、広いね。
それに蚊が多い。
なんで蚊が多いかというと、こんなお池があるからです。
実篤さんは「水のあるところに住みたい」とおっしゃって晩年この地を選ばれたらしい。
凄い池だ。
前回来た時は、ここには来なかったし。
トンネルをもうひとつくぐった記念館にも来れなかった。
本日はまだ50分あるから入ってみましょう。
記念館の方は入館料200円。写真撮影は不可です。
ここの閲覧室は凄く充実していて、白樺派の友だちたちから貰った本が全部そろってるんです。
閲覧室でそれ読めるっていうじゃないですか。
勿論、里見弴さんのもあるんじゃないかな。
ところが。
ショック―――閲覧室は16:00まででした。
また来ます。
ここが記念館の入口ですが、奥の森みたいになっている場所が公園があるところ。
そう。
この辺りの起伏は、国分寺崖線。
国分寺崖線といえば、用賀の方から成城学園を通って小金井の方まで続く段丘です。
崖線のところには湧き水もあり、水の恵みと景観を具えた素晴らしい地域ですよね。
武者小路実篤さんも、その崖線の湧き水を利用してこの敷地を選んだのだと思います。
住いは崖の上、庭は崖下の湧き水が溢れて池も出来る所。
蚊の問題さえなければずっといたい場所なんですが、夏はキツイです。
今度は是非、秋に来よう❤
散歩の続きは、素敵なティールームです。
これは2016年8月3日のお話です。