思うところがあって、田園調布にやってきました。
久しぶり、、、30年ぶり。。。
田園調布は私にとって懐かしい町です。別に住んでいたんじゃないんですよ。
生まれ育った砧から、バスで一本だったこともあり、
通っていた学校の同級生も住んでいたりで放課後よく足を伸ばしました。
駅前のサンドイッチ屋さんでよくBLTを食べたっけ。
田園調布は成城町と並ぶ高級住宅地です。
セントルイスさんの漫才で「田園調布に家が建つ」なんて流行り文句もありました、、、ご存じないか。
西口を出て、扇状のポプラ並木を歩くと、素晴らしい家が沢山あってとにかく凄いです。
むふふ
⤴ 思い出し笑い
実は初めてのデートが田園調布だったんですが、たいそう恥ずかしいことをやらかしました。
当時腰痛持ちだった私 ( 16才 ) は、腰を冷やしてはいけないとカイロをいつも身に着けていた。
今ある使い捨てのホカロンとかじゃないですよ。
ハッキンカイロっていうやつです。
えらいジジ臭いやつです。
丁度真ん中の形状だったと思う。
ベンジンを入れて火をつけたカイロを専用のえんじ色の袋に入れて
腰にぶら下げるんですが、それを初デートの彼氏の前で落としちゃったんです。
今のように笑いに変えられるほど心臓に毛は生えてません。
ボーイフレンドを見つけて「待った~?」と可愛く駆け出した途端、
ゴットンと落としたのが、ハッキンカイロ。
彼の方も、どうリアクションしていいかわからない様子だったなぁ。
そのあと、どう決着がついたか、どうしても思い出せないところをみると、
記憶の隅から消したんでしょうな、あたし。
そんな田園調布に、ワクワクしながら到着。
驚きました。
地下鉄になっていたんですね、駅前が様変わりしている。
どうしちゃったんだろう。。。
地上にホームがあった頃は、駅の東口と西口は分断され、違った雰囲気の町でした。
田園調布→高級住宅地のイメージが強いのは、上記地図の左 ( 西口 ) 部分で、
駅を中心にして扇状に開拓されました。
一方、東口の方は肩の凝らない商店街もありました。
それがね、一つに見渡せるようななっちゃってました。
当時の西口の写真
赤い屋根の駅舎は、地下鉄化の時に壊されたんだそうで、
今あるのはレプリカなんですって。
昔はここが改札だったのが ⤴ ほら東口が見渡せますでしょう?
どうなってるかっていうと、この建物の先が階段になっていて、
一階分くらい下ったところが駅前広場になっている。
ひとつ前の写真を反対側 ( 駅 ) の方から見た写真です。
あらぁ。
あらぁぁぁぁ。
多くの方々の要望で、赤い駅舎は復元されたようですが、ちょっと複雑な思いもします。
因みに、駅の地下化は1995年だそうですが、
赤い駅舎をシンボルとして復元したのは2000年のことだそうです。
いやあ、とんだ浦島太郎状態だ。
でも今回は散策が目的ではない。
気分を切り替え、自由が丘に向かってGOです。
続く⤵