5月5日午後、上田の母の家を出発するにあたり、のんびりと下の道を帰ろうかということにしました。
上信越道・関越道の混み具合をにらみながら。。。
途中、小諸を通ることになったのでちょっと寄り道。
「懐古園」というのが有名らしいというので見学することになりました。
何なんだろう、懐古園って。
予備知識もなく園内にはいります。
お城跡があるのかな、誰の?
ここで入場料を払うようです。
入場料のシステムはちょっと複雑。
共通券が大人500円で、散策券が300円。
この違いは何かというと、懐古園内と動物園だけでいいなら散策。
園内にある藤村記念館、懐古館、小山敬三美術館などの施設も見学するなら共通券ということです。
何だかわからないが、とりあえず共通券というのにしておこうか。
立派な城壁。
左の石は浅間山の噴火による溶岩だそうです。
さっきの城壁の石とは全然違うわね。
右側は深い谷。
地形をいかした自然の堀なんですね。
動物園があったので入ってみました。
動物園といってもかなり地味です、ここは。
失礼ながら「見せる」ということにあまり工夫がみられません。
素朴なしつらえはいいんですが、どことなく沈んでる感じ。
小動物が中心のようで、檻には細かい網が張り巡らされていて、あまりよく見えません。
唯一よく見えたのがオウムさんと、、、
孔雀さんと、、、
フラミンゴ
あら、鳥ばっかり ww
フラミンゴは好きな鳥なんですけど、7~8羽で水辺ではないので
なんか 寂しそう。
富士見展望台からの眺め
天候によっては中央に富士山が見えるとか、今日は見えないねぇ。
馬場には桜の木が沢山植樹されていました。
花見の時期は素晴らしいでしょう。
馬場の隣の茶屋
ひやしあめ って何かしら。
「飲み物です」と書いてある、のども乾いたので注文してみました。
あら、美味しい。
ニッキの風味とほんのり生姜を感じる、うすーい飴味です。
最近は、なんでもキンキンに冷えたのが普通だけど、
これは少し冷たいだけの飲み物です。
このなんともいえない ぬるめの冷たさが昔ながらでいいです。
おばあちゃんがよく言っていました、
「暑いからといって冷たい麦茶をがぶがぶのんだらお腹を壊しますよ」と。
馬場を過ぎるともうひとつ、「水の手」という展望台がありました。
高いところ大好き。眺め最高。
千曲川が美しい。
この城址の地形は本当に興味深い。
緑の部分は深い谷で、茶色の線は崖を現しています。
本丸は三方崖に囲まれた天然要塞だったんですね。
天主台の城壁も立派。
ぐるっと回ればこの上に行けるらしいがどうしようか。。。
藤村記念館と、懐古館も見学しましたが、ちと かび臭く、
暗くて うーん、ちょっと期待外れ。
ダメですね、私自身今日は興味の扉が重い。
動物園はともかく、懐古園の散策はもう一度、涼しい時に来てみたいと思います。
今日はとにかく暑くて、埃が多くて、くしゃみと鼻水がとまらない。
あん。
もしかしたら花粉症デビューかもしれません。
後記 ♪
母に「懐古園に寄ってきた」と言ったら、
「いいところでしょう? 素敵だったからまた行きたい所」と言ってました。
MOURI のご両親もかつてよく行かれた場所なんですって。
今回は、時期のせいか 、 私たちの感受性の問題か、両おやのいう懐古園の良さを感じ取るに至りませんでした。
残念な話です。
もう少し時間をゆっくり取って、いろいろ調べてから来たら発見もあるのかも知れません。