Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

夏旅Vol.12 近江八幡から小浜へ~瓜割の滝

近江八幡から琵琶湖を時計回りに走り、小浜に向かいます。

現在 13:40

まだ早いから、途中で面白そうな所があったら寄ろうと思います。

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BGMは、浜松SAで買った「サザンオールスターズの2枚組ベスト」

2枚組だもの、聞きごたえがありますよーん。

サザンの曲は

海辺でなくても、湖にもマッチする。

「ここっろか~ら~すきだよっ チャッこー」とまあなんと若い声だこと。

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運転中に写真は、といっていましたが、

見通しの良い、直線道路で、車間距離をたっぷりとって、

慎重にパチリ 

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だって、綺麗なんだもーーーーーん

 

琵琶湖大橋の東詰に来ました。 

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ここから橋を渡って、 

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うわーーい。

空の向って飛んでいきそうだ。 

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西詰について、右に行こうか 左に行こうか悩みました。

まだ時間がある。

交差点を左に大津に行けば、浜大津の方に行かれる。

 

浜大津に去年行った時は、あいにくの雨。

なぎさのテラスも雨にけぶっていましたが、こんな快晴なら気分も良いだろう。

 

カメキチさんご夫婦も、確かこちらの方向にお住まいだという話。

といっても連絡先を知る由もなく、、、、

たとえ知っていたとして、突然「やってきましたー」というのも何ですしな。

今日のところは、大人しく交差点を右、小浜の方向に向うことにします。

 

長時間の運転の時は、お気に入りの車の後ろを死守することにしています。

大抵は長距離トラック。

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道を知っている上、急な発進、急停車はしない。

いきなり飛ばしたりせず、スピードは安定している。

全てのトラックの運転がそうだとはいいません。

でも、かなりの確立で運転が安定してウマいと、私は思います。

 

「大きな車の後ろは嫌だ」とおっしゃる方もおいででしょうが、私は好きです。

長距離でも疲れないんですもの。

 

今回も前のトラックの運転が気に入って、ずっと付いていっています。

トラックが左車線に行けば、私も左に。

右の追い越し車線に出れば、私も右に。

かれこれ30分は尾行しています。

 

「『後ろのおばちゃん、ずっと付いてくるぜ』と言われてんじゃないか」

「そうだね、間違いなく気味悪がれてると思う」

そんなこと言いながら、トラックがコンビニにピットインするまで、ずっと追尾してました。 

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お兄ちゃ~ん、ありがとう。

随分と楽させてもらいました。じゃ、気をつけてね❤

 

トラックのお兄さん、

変なおばちゃんの車がコンビニにまで付いてこなくて、ホッと胸をなでおろしていることでしょう。

 

 

 

今日の泊まりは珍しくホテルの予約を入れてあるの。

小浜での夕食を「ごえん」でと決めていたからです。

「ごえん」は去年、昼に立ち寄ったごはん処で、

気さくで明るい女将さんと美味しい料理の虜になったお店です。

昼があんなに美味しかったんだもの、夜も期待できるんじゃないかと再来を決めました。

 

良いペースで小浜の近くまで来ました。

まだ2時間ほど時間があります。

行く道沿いに、何か良さげな名所のひとつでもないかとナビで探してみました。

「熊川宿」は去年来たもの。スーパーで地酒を買って、どこか何かないかな。

 

「ここどう? 滝だってよ」

「そんなに遠くなさそうだな」

「じゃ 行ってみんべ」

 

瓜割の滝

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駐車場もガラガラ。今回はどこもかしこも人がいません。

正面奥に水汲場があります。

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大きなポリタンクを沢山持って来て、水を汲んでる人がいる。

大量に水を汲む場合は、お金を払うシステムのようです。

お金を払ってお店でシールを貰ってポリタンクに貼るというルールみたい。

 

MOURI が持っているのは500ml程度の水筒ひとつ。

「大丈夫だよ、そんくらいなら ( お金払わなくても ) 」

ポリタンクのおじさんにそう言われたので、給水させてもらいました。

ひと口飲んだら、美味しいこと

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わかさ瓜割の水、という看板のところに

「名水百選」おいしさがすばらしい名水部門 全国第2位

と買いてある。

(⌒▽⌒)アハハ! 第1位はいったい、どこなんだろう 

 

滝まではここからそう遠くはないというので、歩いてみた。

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 左がお寺、真っすぐが滝

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 名水百選 瓜割の滝

この天徳寺の奥に山腹の岩間より湧き出る清泉あり

冷たきは夏の瓜をも割るといい

ここを水の森ともいう

昭和六十年八月

冷たいと瓜が割れるのか? なんてツッコミを入れながら先に進む。

 

道端より見下ろすと川がありました。

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澄みきっています。

湯気みたいに霧がもやっているのは、水が冷たいからなのかな。

 

橋は渡らず、鳥居のある右方向にあるようです。 

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川が近くなってきた。

ほんとに澄んでいる、澄みきっている。 

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平和祈願の祠 

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道は整備されていて、とても歩きやすい。

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着きました。

ここが瓜割の滝ですって。 

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名水百選 瓜割の滝

泰澄大師の昔から神泉と尊ばれたこの瓜割の清水(しょうず) は五穀成熟諸病退散の効あり、

また水中の石には珍しい紅藻類が生育している。

 

滝っていうから、頭のはるか上からドバーーーッというのを想像していました。

⤴ 勝手に。

鳥居の左に見える、あの湧水の吹き出し口が「滝」のようです。 

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右側からも噴き出している。 

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石が煉瓦のように赤く見えるけど、

あれが看板に書いてあった紅藻なのかな。 

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滝っていうのは、凄いですね、

本当にヒーリング効果がある。 

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ザーザーザーという音を聞き、

マイナスイオンを吸っているだけで気分が落ち着いてくる。

 

こんな素晴らしいところに。。。。人がいない。 

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「聖水につき、ここから先には入るべからず」と貼り紙がありました。

もっと手前の、この脇水ならいいんじゃない?

あっちの主流は、さっきの水汲み場につながってるだろうからさ、きっと。 

 

ちょっと、いや、大胆に浸かってみた。

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いいなぁ、サンダルなら私もちょっと浸かりたいけど。。。

 

聖水の鳥居の場所より、5メートルほど下に、 

ちょっとした足場があったので佇んでみます。 

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何分くらい、経ったでしょうか。

時間を忘れて、無になれる空間です。

どのくらいでもこうしていられる、いえ、こうしていたいという素敵な場所でした。

 

瓜割の滝 ⤵ ユーチューブにアップしてみました。 

 

瓜割の滝、日本第 2位というのに、大変ひそやかに存在していました。

あまり宣伝しないスポットなのかしら、知る人ぞ知るみたいな。

凄い穴場を見つけてしまった感じです。

お近くにいらした際は、是非行ってみてください。

瓜割の滝、まる家のおススメです。



瓜割の滝
〒:若狭町天徳寺37-1-3
TEL:名水の里 0770-62-0186
営業時間:入園自由