近江八幡から琵琶湖を時計回りに走り、小浜に向かいます。
現在 13:40
まだ早いから、途中で面白そうな所があったら寄ろうと思います。
BGMは、浜松SAで買った「サザンオールスターズの2枚組ベスト」
2枚組だもの、聞きごたえがありますよーん。
サザンの曲は
海辺でなくても、湖にもマッチする。
「ここっろか~ら~すきだよっ チャッこー」とまあなんと若い声だこと。
運転中に写真は、といっていましたが、
見通しの良い、直線道路で、車間距離をたっぷりとって、
慎重にパチリ
だって、綺麗なんだもーーーーーん
琵琶湖大橋の東詰に来ました。
ここから橋を渡って、
うわーーい。
空の向って飛んでいきそうだ。
西詰について、右に行こうか 左に行こうか悩みました。
まだ時間がある。
交差点を左に大津に行けば、浜大津の方に行かれる。
浜大津に去年行った時は、あいにくの雨。
なぎさのテラスも雨にけぶっていましたが、こんな快晴なら気分も良いだろう。
カメキチさんご夫婦も、確かこちらの方向にお住まいだという話。
といっても連絡先を知る由もなく、、、、
たとえ知っていたとして、突然「やってきましたー」というのも何ですしな。
今日のところは、大人しく交差点を右、小浜の方向に向うことにします。
長時間の運転の時は、お気に入りの車の後ろを死守することにしています。
大抵は長距離トラック。
道を知っている上、急な発進、急停車はしない。
いきなり飛ばしたりせず、スピードは安定している。
全てのトラックの運転がそうだとはいいません。
でも、かなりの確立で運転が安定してウマいと、私は思います。
「大きな車の後ろは嫌だ」とおっしゃる方もおいででしょうが、私は好きです。
長距離でも疲れないんですもの。
今回も前のトラックの運転が気に入って、ずっと付いていっています。
トラックが左車線に行けば、私も左に。
右の追い越し車線に出れば、私も右に。
かれこれ30分は尾行しています。
「『後ろのおばちゃん、ずっと付いてくるぜ』と言われてんじゃないか」
「そうだね、間違いなく気味悪がれてると思う」
そんなこと言いながら、トラックがコンビニにピットインするまで、ずっと追尾してました。
お兄ちゃ~ん、ありがとう。
随分と楽させてもらいました。じゃ、気をつけてね❤
トラックのお兄さん、
変なおばちゃんの車がコンビニにまで付いてこなくて、ホッと胸をなでおろしていることでしょう。
今日の泊まりは珍しくホテルの予約を入れてあるの。
小浜での夕食を「ごえん」でと決めていたからです。
「ごえん」は去年、昼に立ち寄ったごはん処で、
気さくで明るい女将さんと美味しい料理の虜になったお店です。
昼があんなに美味しかったんだもの、夜も期待できるんじゃないかと再来を決めました。
良いペースで小浜の近くまで来ました。
まだ2時間ほど時間があります。
行く道沿いに、何か良さげな名所のひとつでもないかとナビで探してみました。
「熊川宿」は去年来たもの。スーパーで地酒を買って、どこか何かないかな。
「ここどう? 滝だってよ」
「そんなに遠くなさそうだな」
「じゃ 行ってみんべ」
瓜割の滝
駐車場もガラガラ。今回はどこもかしこも人がいません。
正面奥に水汲場があります。
大きなポリタンクを沢山持って来て、水を汲んでる人がいる。
大量に水を汲む場合は、お金を払うシステムのようです。
お金を払ってお店でシールを貰ってポリタンクに貼るというルールみたい。
MOURI が持っているのは500ml程度の水筒ひとつ。
「大丈夫だよ、そんくらいなら ( お金払わなくても ) 」
ポリタンクのおじさんにそう言われたので、給水させてもらいました。
ひと口飲んだら、美味しいこと
わかさ瓜割の水、という看板のところに
「名水百選」おいしさがすばらしい名水部門 全国第2位
と買いてある。
(⌒▽⌒)アハハ! 第1位はいったい、どこなんだろう
滝まではここからそう遠くはないというので、歩いてみた。
左がお寺、真っすぐが滝
名水百選 瓜割の滝
この天徳寺の奥に山腹の岩間より湧き出る清泉あり
冷たきは夏の瓜をも割るといい
ここを水の森ともいう
昭和六十年八月
冷たいと瓜が割れるのか? なんてツッコミを入れながら先に進む。
道端より見下ろすと川がありました。
澄みきっています。
湯気みたいに霧がもやっているのは、水が冷たいからなのかな。
橋は渡らず、鳥居のある右方向にあるようです。
川が近くなってきた。
ほんとに澄んでいる、澄みきっている。
平和祈願の祠
道は整備されていて、とても歩きやすい。
着きました。
ここが瓜割の滝ですって。
名水百選 瓜割の滝
泰澄大師の昔から神泉と尊ばれたこの瓜割の清水(しょうず) は五穀成熟諸病退散の効あり、
また水中の石には珍しい紅藻類が生育している。
滝っていうから、頭のはるか上からドバーーーッというのを想像していました。
⤴ 勝手に。
鳥居の左に見える、あの湧水の吹き出し口が「滝」のようです。
右側からも噴き出している。
石が煉瓦のように赤く見えるけど、
あれが看板に書いてあった紅藻なのかな。
滝っていうのは、凄いですね、
本当にヒーリング効果がある。
ザーザーザーという音を聞き、
マイナスイオンを吸っているだけで気分が落ち着いてくる。
こんな素晴らしいところに。。。。人がいない。
「聖水につき、ここから先には入るべからず」と貼り紙がありました。
もっと手前の、この脇水ならいいんじゃない?
あっちの主流は、さっきの水汲み場につながってるだろうからさ、きっと。
ちょっと、いや、大胆に浸かってみた。
いいなぁ、サンダルなら私もちょっと浸かりたいけど。。。
聖水の鳥居の場所より、5メートルほど下に、
ちょっとした足場があったので佇んでみます。
何分くらい、経ったでしょうか。
時間を忘れて、無になれる空間です。
どのくらいでもこうしていられる、いえ、こうしていたいという素敵な場所でした。
瓜割の滝 ⤵ ユーチューブにアップしてみました。
瓜割の滝、日本第 2位というのに、大変ひそやかに存在していました。
あまり宣伝しないスポットなのかしら、知る人ぞ知るみたいな。
凄い穴場を見つけてしまった感じです。
お近くにいらした際は、是非行ってみてください。
瓜割の滝、まる家のおススメです。