低温火傷の治療から3回目の診察に行きました。
MAI先生の前で、ぴ~はピョンピョン飛びはねています。
「おお、元気だ。これで捻挫の方は安心だな」
「でも先生、まだ足をたたんでプルプルしてる時があるんです。一日に何回かなんですけど」
「見た限りでは治ってますよ、ほらねぇ。」
先生は再度、ぴ~を診てくれました。
脚力も回復してるし全く問題ないはずなんだがと首をひねります。
痛い方の右足をたたんでいるぴ~
「あの、どんな時に足をたたみます?
もしかしてお母さん ( 私のこと ) が見てる時じゃない?
ぴ~ちゃん、やっちまったかな?」
やっちまったかって、なんのことやら。
「最初に足をたたんで痛そうにしてた時に、家族が心配そうに優しくしたでしょう。
鳥くんは、そういうの覚えてるんです。
それで、ちと甘えて、やってみるということがある。」
なんだって~~ 仮病かそれじゃ。
先生は笑って言いました。
「今度ね、何気なく見ていてください。
足をたたむのが無意識の時か、それともお母さんの視線を意識してやる時なのか。
私はもう心配ないと思うけどなぁ」
「わかりました。よっく見ないように観察してみます」
捻挫の方は問題ないということで、あとは爪の再生問題。
根元から真っ黒だった爪は、かなり爪の中ほどに伸びました。
「あと1週間様子見しましょう。
爪の根元が健康色になり、血豆だけが爪の先にくれば大丈夫。
もしかしたら、根元がダメで爪が支えきれずに折れるようなこともある。
その時に出血したらすぐ連れてきてください。
診療時間外 ( 例えば深夜 ) なら、お母さんが止血してあげてね。」
ということで止血の方法を教えていただきました。
※ 片栗粉を血の出てるところに付けて、しばらく抑えてやると血が止まったら、
滅菌ガーゼを巻くのだそうです。
爪、大丈夫ならいいんだけどなぁ。
今度の診察は二週間後 ( 11/28 )
もう一週間、痛み止めを飲ませて様子を見ることになりました。
フラミンゴも仮病かどうかチェックすることにします。
患部の爪以外を短く切っていただきました。
最初、慣れないのでよろけたりしましたが、絶好調みたいです。
爪はこんなに短く切るものなんだと知りました。
さて翌日です
いつものように私の指に止まったぴ~は、そうっと 悪い方の左足 をたたむ。
むむむ、仮病くさいぞ、ぴ~。
だから「あらぁ、まだ痛いの? 大丈夫?」とは言ってやんない。
そしたらその翌日
いつものように私の指にとまったぴ~は、おもむろに足をたたみました。
健康な右足 の方をです。
バレちましたよ ぴ~、もう全然痛くないんだろ、おめーーー。
足、間違えてるって。それ痛くない方の足、、、だ よ ねっ!!!
そうでしたか~? 違いましたっけ~?
その日からはもう、足をたたむこともなく、
ぴ~は絶好調で飛び回っております。