よんばばさんの記事に魅かれて「永井龍男」作品を読み始めました。
里見弴と同じ時代に鎌倉で過ごし、最後の鎌倉文士と言われた永井龍男さん。
大佛次郎や久米正雄とも親交があり、鎌倉文学館の初代館長でもあった永井さんの本を、
気になりつつずっと後回しにしてきたのが、今更ながら悔やまれます。
とりあえず筑摩の全集の後ろの列から件の巻を引っ張り出してきた。
あったあった。
里見弴さんは久保田万太郎さんと抱き合わせだったのに、永井さんは一巻まるまるなんだ。
里見ファンとしては複雑。
とりあえず、よんばばさんが読まれた短編を拾い読みしてみることに。
面白い。
簡潔で、品があって、優雅で、しんみりして、切れ味が良い文章が並ぶ。
切れ味がよいということは切られても痛くないナイフのように、スパっと心にささってくる。
蜜柑、黒い御飯、一個、青梅雨など読了。
ずんずん読み終えてしまうには勿体ないような珠玉の短編ばかりです。
これから少しずつ、その日食べたものと一緒に備忘録として残していこうかなと思います。
よんばばさん、素敵な作品を紹介してくださってありがとうございました。
本日食べた美味しいもの
代々木2丁目 饂飩亭のかけうどん
13:30~17:00限定 かけうどん一杯 370円也
ちくわ天 70円をトッピングしても、ワンコインでおつりがくる。
近くに、慎という有名店がありますが、
並ばないでリーズナブルで尚且つ美味しいという理由で饂飩亭を贔屓にさせてもらっています。
饂飩亭のだしつゆは体中にしみわたるほど本当に美味しいのです。
天ぷらをトッピングしないで、かけうどんだけ食べるのが一番美味しい食べ方かも知れません。
何も入れなくても、かけだけで十分幸せになれるってすごいことだと思います。
仕事が終わって、寒いにゃんこの集会所に行く前に、温かいうどんを食らう。
今、一番の楽しみになっています。
夜ごはん
何だか変な組み合わせですが、
急になますが食べたくなり作りました。
これは、旬に売っていたあん肝。
あん肝が好物なので買ってきましたが「君の作った方がうまいぞ」と言われました。
うまいこと乗せられたかも。。。
手間もかかり、肝自体が手に入りにくいのですが、褒められれば「なんとか」も気に登るで、
あん肝が手に入ったら作ってあげようと思いました。