Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

TOM & ラー蕎麦 アゲイン

先日行った「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」 ( 短縮して「ラー蕎麦」) に再び。

どうにもこうにも、卵を溶いたバージョンと蕎麦湯バージョンが食べてみたかったからです。

 

じーーーーっしょく

二回、普通に食べてみたところで、卓上の卵をつけ汁に割入れ、よくかき回して、

それでお蕎麦を食べてみました。

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おいしーーーー

まろやかになって、( 前回 ) つけ汁だけで完食したのと全然別ものです。

これだったら、最初から卵溶いたので食べるのがいいなぁ。

それで。

少し食べてから、卓上のラー油を追加する。そういう食べ方もいいんじゃないかと思います。

 

卵入りで二回ほど食べたら今度は蕎麦湯を投入。

魚粉も入れて食べてみました。

これまた、おいしーーーーー

なるほど。

これは病みつきになる味です。

元来蕎麦好きなんですが、蕎麦の風味も疎かにするようなラー油入りの食べ方には、

少し抵抗あります。

でもこれは「別物」と思い込むことにしました。

プキプキしたお蕎麦にラー油、いいと思います。

因みに今回は、豚肉入りで小にしました。

 

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そのあと、前回と同じコースで珈琲店 TOMにお邪魔しました。

またしても2階の同じ席に座ります。

 

これが気になっていたの。

名物メニュー ジジロワ

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ババロワってありましょう? あれのジジ版だそうです。

 

TOMにはババロワとジジロワの2種類があります。

違いは、

ババロワは白くてソフト珈琲に合うように、

ジジロワは茶色でハード珈琲に合うように作っているそうです。

 

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かなり大きいんですよ、ソノシートレコード位の大きさ。←この例え 古っ m(__)m

手でも入れて撮ればよかったです。

大きさは凄いけど、ペロリと食べられる美味しさ。

甘さ控えめ、確かに濃いめのハードブレンドにぴったりで、ご馳走感満点。

 

TOMでは今回、マスターと色んな話が出来ました。

パソコン、会計ソフトに始まり、白須次郎の話まで。

 

キッカケは隣の男性が、メニューにある「オールド」について尋ねられたことです。

「すみません。この珈琲豆のオールドってなんですか?」

「それねぇ、、、、うーん、なんていうかな。古い豆なんです。

 うちのは3年ものなんですけれど、古いイコール美味しいというワケでもないんですけどね。」

 

なんじゃ? 古い=美味しいわけじゃないと、ハッキリ言ってる

隣の男性とご店主の話の展開が気になる。

 

「じゃ、それください」

 

頼むんかい。

 

「オールドっていうのはね、例えば銀座のランブル。

 あちらはホントにエイジングルームがあって、それはそれは美味しい熟成豆。

 だけどうちのは古いだけ」

 

ほうほう?

 

「ランブルは凄いですよ。マスターは102才になられるんじゃないかな。

 珈琲店の中のレジェンドです。

 僕が美味しいなぁと思うのは、銀座の『ランブル』と吉祥寺の『もか』」

 

ランブルともかね、メモメモ。

 

「そうなんですか。へー。

 それでマスターはその二人とお友達とかで」

「いやいやとんでもない。もちろんお店には行きますけど、直接お話するなんて恐れ多い。

 とにかく雲の上の人ですから」

「いいですね。同じ世界で憧れられる人がいるって」

 

いい感じの会話が続きます。

このあと、マスターは歴代のアルバイトの話を懐かしそうな語られていました。

ひとしきり、学生たちの話をするとマスターは静かに言いました。

「あの頃は楽しかったなぁ」

 

わかるわかる。

私の実家でも飲食店を経営していたので、アルバイトに来てくれていた学生さんとの楽しい思い出がよぎります。

 

「いえね、今のアルバイトがどうのというんじゃないんですよ。

 当時はこっちも若くて勢いがあったし、色んな事件もあったりしたから懐かしいんですよ」

 

全部は書ききれませんが、お話し好きのマスターの会話はこんな感じ。

勿論、お客さんが一人になりたそうなら話かけないし、人をみて臨機応変対応しています。

 

もうひとつ面白いのは連携プレー。

様子を見ていて気がついたのは、マスターとマダムは別々に行動しています。

マスターが2階を担当している時は、マダムは1階。

何時間かするとそれが自然に入れ替わるんです。

事前に決まりでもあるのかな。。。よくわからないけど、

何度か通えばその辺のことはわかるんだろうな。

 

とにかくこのお店の大ファンになってしまったので、しばらく日参しそうです。

本を読んでもよし、話に興じて楽し。

商談をしているテーブルもあるし、色んなシチュエーションの客を全て懐に抱いてしまうのが老舗珈琲店なのでしょう。

 

マスター楽しかったです。

またお邪魔します。

 

 

f:id:garadanikki:20150811101306j:plainジジロワ食べてみたいです。ソノシート確かに古いです。緑とか赤の派手な色のソノシートなつかし〜。⤵

( id:pochinokotodama ) さん<<<

ふふふ ( *´艸`)   ソノシートをわかって下さる方、嬉しい!!! 昔はよく雑誌についていましたよね、ソノシート。あの「おまけ感」がよかったです。

 

f:id:garadanikki:20150811101306j:plainジジロア!笑っちゃいますが、食べてみたい(#^^#)気の合う喫茶店のマスター、私もそんな場所があるんですが、本当にいいですよね。遠いのでしょっちゅうはいけませんが、なんだかとっても会いたくなりました。⤵

id:akihuooblog ) さん<<<

「カランコロン」とドアを開けて「だだいま~」という思えるような珈琲店があるのは幸せですよね。「ご主人様、お帰りなさいませ」というのとはちょっと違う ww

 

f:id:garadanikki:20150811101306j:plain「ジジロワ」・・・食べてみたい!⤵

 ( id:mamichansan ) さん<<<

ちょっとね、珈琲牛乳みたいな味でしたよ。大きさが大人心をくすぐるんです。小さい時「大人になったら、この3倍の大きさのを一人でペロリと食べてみたい」という願望を抱いたことありませんか? それを叶えてくれる大きさなのです。

f:id:garadanikki:20150811101306j:plain「ババロワ」と「ジジロワ」笑ネーミングが楽しいですね。老舗の喫茶店でちょっと寄ってみたら顔なじみのマスターとマダムがいる…そんなお気に入りの一店を見つけられたことが羨ましいです。⤵

mashleyさん<<<

いつも変わらずそこにある珈琲店。ドアを開けたら「いらっしゃい」と言われて、いつもの席に座る。いいですねぇ、お気に入りの一軒があるなんて。「ご主人さまお帰りなさい」はもっての他。常連でもご新規でも「いらっしゃい」がいいような気がします。