酒飲みの夫婦です。
今年は特に日本酒にベクトルが向き、
MOURI は、様々な銘酒を取り寄せまくっております。
お酒の中で今年
一番感動をしたのが「雪の茅舎」かな。
「飛良泉」も美味しい。
これも美味しい「花垣」
お酒との出会いは一期一会。
あまたある全国の酒蔵から我が家にやって来てくれた。
そして感動を沢山与えてくれました。
もうひとつ とても素晴らしい出会いがありました
凄い方とお近づきになれたんです。
その方-SAKIさん ( 仮名 ) はお菓子とお料理のプロの先生です。
滅茶苦茶、もうもうもう本当に凄く美味しい料理をどんしゃか生み出される方なんです。
何もかもが美味しくて、私たち夫婦の大好きな味です。
これは、その SAKIさんのお家のパーティーで頂戴したごちそうの一部。
お土産としていただいて帰ったものです。
どれも、天にも昇るほどの美味しさなんですから。
上から
素揚げしたジャガイモに自家製味噌をかけたもの。
赤玉ねぎの酢漬け。
自家製こんにゃく。
ズッキーニの細切り。
キャロットラぺ。
納豆を使った何か。。。
当日 ( 3/24 ) のパーティーのテーマは《包む》と鹿肉
大皿の野菜さんたちを、ライスペーパーやレタスに包んで食べる。
このトルティーヤもSAKIさんが作られたものです。
トルティーヤ、粉から作って焼いちゃうんですよ。
手造りのトルティーヤ、初めて食べました。
今回は、お酒のつまみに良いように、いつものサイズより一回り小さいんだそうです。
サイズを変えると、それだけ焼き方 ( 膨らませ方 ) のタイミングが違うんだそうな。
市販のトルティーヤがパッサパサだったのだと、食べ比べてみてわかりました。
手造りのがこんなにシットリしているのかと驚きです。
料理作りって本当に繊細なものなんだと、SAKIさんのお仕事ぶりを見て感心しました。
美味しいものへの追及は、こればかりではない
コンニャク芋からコンニャクを作られた。
「自分で作ったコンニャクを食べたら、もう市販のコンニャクは食べられない」
コンニャク作りはとても手間がかかるだけでなく、肩を痛めるほどの重労働だそうです。
そんなご苦労の賜物、極上の手作りコンニャクを初めて堪能しました。
口に入れた途端、こんなにも違うものかという弾力に驚く。
美味しいという言葉しか出ません。感動ものです。
計算された味付け
今回の《包む》は、色々な野菜を好きな分量だけ一緒に包むことを想定して味付けをしたそうです。
要するに。。。
どれとどれを組み合わせても喧嘩しない味に作っているってこと。
キャロットラペと赤玉ねぎを組み合わせとても美味。
パクチーと “納豆で作った何か” とズッキーニを包んでも美味。
そういう計算がしつくされていることこそ、本物のプロの仕事なのだと感服しました。
あとあとあと。
鹿肉というのを初めて食べさせてもらいました。
ジビエ料理というのかな、鹿肉は初めて食べました。
適度の弾力があり、クミンの香りただよう絶品のごちそうでした。
柔らかくなるように、そして臭くないように、色々な手間をかけているのでしょう。
写真を撮りそびれましたが、鹿肉 ( 豚肉も混ぜたという ) で作ったという肉団子も美味しかったなぁ。
鹿肉って多分、高たんぱく低脂肪なんでしょうが、この日の献立は全て健康に留意されたものづくし。
美味しけりゃ、時には体に悪いものも含めて全て食べつくす 雑食のカラスのような私に、
《体に良いこと》と《美味しいこと》とが融合するのだと教えてくださったのがSAKIさんの料理。
全部を食べ終わったら、体の芯からポカポカです。
しかし温まったのは体だけではない。心の底からポカポカ。
「まるさんとはお友達になれそう。味の好み同じだと思うもの」と、
ギュギュギュっとハグをしてくださったSAKIさんの体の温かさも残っています。
心の底から人を笑顔にさせてくれるのは美味しい料理を生み出す人なんだな。
ごちそうさまでした。
※ SAKI さんにはブログで紹介することまだお話していませんので、
当日のパーティーで盛り付けられたごちそうの写真は割愛。
先生のお名前もSAKIさんと仮名にさせて貰いました。