昨日4/28 かや乃さんのパーティーにまた伺いました。
先月 3/24のパーティーに続いて2回目の訪問でした。
今回は《山菜づくしの夕べ》でした
かや乃さんのお友だちが、新潟で採取してくださったという山菜が並んでいます。
既に調理されたものも沢山並んでいます。
こごみの玉子焼き
玉子焼きに、こごみと合わせるとこんなになるんですな。
ケーキみたいでゴージャスではないですか。
味は勿論さいこう!!!
出汁をふんだんに使った玉子焼き、優しい味。
かや乃に調理してもらった食材は幸せです、いいところを全部引き出してもらえるんだから。
もちろん幸せなのは私たちもそうです。
ふき味噌田楽
「ちょっと濃い?」と作り手は心配されていましたが、そんなことはない。
この位のインパクトは必要なのではと、生意気ですが私は好きな味です。
前回の納豆を炒めて味噌和えにしたお料理の時も感じたんですが、味噌が美味しいんです。
手造り味噌、来年は是非、教室を受講させてもらいたいと願ってます。
手造りこんにゃく
こんにゃくがある内は必ず出すという定番なのだそうな。
手造りこんにゃくの美味しさもさることながら、それに赤玉ねぎとパクチーを合わせるというのが凄い。
《パクチーにまけてしまうのでは》とか《インパクト強い味なのでは》と思えそうだけど、全然違います。
手造りのこんにゃくの深い味が主役としてキチンと立っているのです。
といってもこれもやっぱり優しい味。
パクチー使ってるのに、何で優しくなるんだろう。。。
牡蠣とたけのこの姫皮のマリネ
ぶりっとした牡蠣にたけのこの姫皮 ( 穂先近くの薄い皮の部分 ) を合わせた一品。
「この料理が作れるのもこの時期これが最後かな」
大ぶりの牡蠣でないと美味しくないのだそうです。
ほんのりガラムマサラのような香辛料を使っておられるのかと思いましたが、
牡蠣のエキスが上手に油にしみ出した香りだったようです。
先日、筍を自分で煮たのですが、姫皮が沢山食べられて幸せでした。
姫皮は、スーパーにある水煮された筍を買ったのでは食べられないですから、
そういった意味でも今の時期しか食べられないごちそうですね。
謎の一品
「何を使っているか当ててみて」と言われました。
ふきと軽く焦げ目をつけたお揚げさんはわかります。
でも細い棒のようなものの正体がわかりません。
「なんだろうねぇ」
プキプキした弾力のある食感がしてちょっとほんのり酸っぱい。
「イカかな、よっちゃんイカ?」
かや乃さんが、そんなケミカルな食材を使うはずはないと思いながら、
よっちゃんイカと言われたら、それ以外に発想がいかなくなった。
確かに似てます、よっちゃんの酢漬けイカの味と食感に。
ギブです。何が使われているんでしょうか。
答えはこちら⤵
先日、台湾に旅行に行かれた際に購入したのだそうですが、
豆腐の干したもので、シート状になって五香粉がまぶしてある。
五香粉は生やつはしのような香りがします。
※ 五香粉は、桂皮 ( シナモン ) 、八角、丁香 ( クローブ )、花椒 ( カホクザンショウ ) などが混ざった香辛料です。
一切れ いただきました。 ( ボケてますがこちら⤵ )
美味しいっ!!!
クセになる味です。
これを食べながら焼酎をぐびぐびのんで漫画を読んだら幸せだろうなぁ。
もうひとつ、台湾で手にいれたというこの品。
臭豆腐の煮たやつ
台湾に行くと、屋台でよく売られているものだそうで、
周囲に臭い匂いをはなつソウルフード。
かや乃さんは、真空パックになったその臭豆腐を日本風の出汁で煮込んだそうな。
確かに、ちょっとアンモニアのような匂いがしないワケでもないが、
調理法が良いので抵抗なく、いえむしろ美味しくいただきました。
この食感も癖になります。
筍の土佐煮
こちらの筍は芯の部分だけ煮て、穂先の柔らかい部分は別に使う用にしたそうです。
ガリっとした硬さが美味しい。
おこちゃまサイズの口のMOURI には噛み切れない、本人もそれがわかってるらしく
小さいのをカリリと食べていました。
お客様が全員そろったところで、天ぷらの開始。
テーブルの上の山菜がどんどんカラリとあがっていきます。
食べるのに集中しすぎで全容をとりそこないましたが、一枚だけ
コシアブラの天ぷら
先日はさっと湯掻いて食べましたが、コシアブラは天ぷらが一番だそうです。
確かに。
フキノトウと並んで、春の山菜の天ぷらの王者です。
アブラコゴミのおかか和え
こごみの中でも珍しいアブラコゴミ。
初めて食べました。
茎から穂の部分まで全部を食べてみて欲しいと長いまま切らずに茹でられています。
凄いもんです。
茎もシャキシャキ丁度よく茹で上がっているのに、穂の緑が鮮やか。
固さが違う部位は、時間差で茹でないとうまくいかないでしょうが、
かや乃さんの手にかかると、あたまからしっぽまで全部が上手く茹で上がる。
あぶらこごみも幸せでしょう。
デザート 葛桜
ペノンとしてて、冷たくて、ほんのり甘くて最高。
当日は、皆さんが持ち寄った美味しいワインやどぶろくや日本酒を色々楽しんで、
その〆にもぴったりあったデザートを食べて、大盛況の楽しい夜を過ごさせていただきました。