ホテル川六の朝食には、うどんがありました。
一応食べ比べのひとつとして、、、これはまあ。うん。
念願の和室でぐっすり寝られたから、体の節々まで伸びた感じがします。
アーケードのそばにある地の利の良いホテルで、清潔で、サービスもゆきとどいているホテルでした。
次に来る時もここがいいです。
でも。
今度は朝食ぬきにして、早朝やっているうどん屋さんを利用してみようかな。
駐車場もホテルの前で便利でした。
お世話になりました川六さん。
軽めの朝食にして 昨日、教えてもらったうどん屋さんに向かいます。
「まだ11時だぜ、食えるかな」というMOURI を無理やり引っ張って入店。
上原屋本店
引き戸を開けると、真ん中に調理台、右側にシンプルなテーブル席と小上がり。
壁には「席取り禁止」の張り紙があります。
上原屋さんは、お盆を持ってうどんや天ぷらを受け取るセルフ方式のお店です。
東京でも最近こういった店も出はじめましたが、流石にここまでのセルフはない。
麺を温めたり出汁を注ぐのも《自分で》というは初めての経験です。
一連の流れはこんな感じでした
① トレーを持ったら注文口に並ぶ。
玉の大きさ ( 数 ) を申告して、うどんの入った丼を受け取る。
② 陳列されているサイドメニュー ( 天ぷら・おにぎり・おでんなど ) など欲しいものを小皿に取る。
③ 会計をする。
④ 《てぼ》を使って、うどん玉を温める。
⑤ タンクから出汁を注ぐ。
⑥ トッピング ( ねぎ、しょうが、揚げ玉など ) を入れる。
⑦ 空いている席に着席し、おいしくいただく。
⑧ 食べ終えたら食器は返却口に戻す。
おもしろーい。
蛇口をひねると出汁が出るなんて。
揚げ玉も、ねぎも生姜も自分の好きなだけというのもいいですな。
茹で加減も、トッピングも全て、自分で作るというのは素晴らしい食文化だと思います。
私はぶっかけ
MOURI はアツアツの出汁をかけていただきます。
初めてのセルフうどん。
最初に取った天ぷらをMOURI が早々とうどんの上に乗せてしまい、
お店の人に「違う、違う」と笑われました。
天ぷら乗せる前に、自分で麺を湯がかなければいけなかったからね。
上原屋さんの天ぷらは、私にとってはちょっと硬くて往生しましたが、
お揚げは最高に美味しかったです。
昨晩の川福さんとどっちがいいかといえば、私は川福さんに軍配をあげる。
こうやって、3~4軒食べ比べをして、初めて好みの讃岐うどん屋さんにたどりつく。
「ねぇねぇ、次は~」という私を遮って、
「無理無理、今日はもう食べられない」と言われてしまいました。
そうだね、あんまり食べ過ぎたら夕食が美味しく食べられないもんね。
って、どこまでも食い物の話ばかりです、我が家の旅は。
車窓からの眺めにもその土地土地の味を感じます。
運転手でなければ、気になったものや景色をもっと撮影できただろうが、、、
とりあえず信号待ちにパチリ。
この辺りの信号は親切ね、赤信号に「とまれ」の文字も足されています。
遠くの信号機の下には、文章が書かれているけれど、パッとは読めない。
読んでたら、事故起こすかも。。なことはないか。
香川の風景で気になったのが山の形です、あちこちにある山がわかりやすいほど山の形です。
子供が描く山って、こんなだったでしょう?
この形、なんか意味があるような気がする。ぼた山とか?
ブラタモリに出そうな気がします。
きっと、地形や土地の成り立ちに意味があるんだと思うんですが、落ち着いたら調べてみようかな。
ゆっくりと国道を走って2時間半して高知、桂浜に到着しました。
今日の宿は車中で高知と決めました。
チェックインまでの3時間ほどを、坂本龍馬にまつわる所を廻ります。
まず、竜馬といえば桂浜。
いいねぇ桂浜、45年ぶりにやってきました。
つづく。