ここ何年か、正月の黒豆だけは定番化しています。
でも。
何回作っても、緊張する。
「黒豆が高いから、失敗したら泣いちゃう」というのが緊張する理由。
300gで1,800円というのは、買うのも作るのも【清水の舞台から】の心境です。
黒光りするいい奴。
この子も重宝しています。
ネーミングがいいでしょう?
なべやかん
古釘の代わりにいい仕事をしてくれる、頼れるヤツ。
作りやすい分量 |
黒豆 300g (1236kcal)、醤油 30ml (25kcal)、水 1.8ℓ (0kcal)、
塩 小さじ1/2 (0kcal)、砂糖 250g (955kcal)
さびた釘
作り方
1.黒大豆を水で洗いざるにとる。
2.厚手の鍋に水1.8ℓを入れて強火にかけ、沸騰したら調味料全部とさび釘を入れて火を止め、
黒大豆を入れてそのまま5時間位浸しておく。
3.鍋を中火にかけ、沸騰する前に日を弱くして泡をとり、差し水1/2カップして、もう一度煮たてて、
さらに同量の差し水をする。この間の泡は丁寧に全部とる。
4.落しぶたをして、さらに蓋もして、ふきこぼれないようにごく弱火で5~6時間煮る。
この間途中で蓋はとらない。
5.煮汁を豆によく含ませてからおろす。そのまま一昼夜おいて、十分味を含ませる。
緊張したが、なんとか、出来た。
しわのない、良いできに感謝。
黒豆は日常は市販のものを食べますが、
何故かお正月だけは手作りしたくなる。
たとえ時間がかかっても、手間がかかっても、なんだろう、
正月お節の《やった感》があるのさ。
市販のものより、甘すぎないのも嬉しいところです。