約3週間ぶりの上田です。
心臓の具合が落ち着いた母は、リハビリ目的の病院に転院することになりました。
・・・といっても。
実際に母が転院した日 ( 5月20日 ) に、ギックリ2日目でどうにも動けず、
転院の付き添いは、上田の母の友達にお願いしました。
役立たずのわたくしは、6日後に見舞いにきたという始末。
要するに今回来ても、何もやることはありません。
母の顔を見に、、というか、母に娘のアホ顔を見せにきたということです。
病院の前に、昼ごはん
まだ面会時間にならないので、その前に昼食を。
きこりんという、初めてのお店です。
前を通りがかったことがある、気になっていたお店です。
口開けなので、他にお客さんはまだいません。
ご注文は? と聞かれて、もりそばをお願いしました。
そして。
「天ぷらって、山菜ですか? もう山菜はないのかな」とMOURI 。
「うーん、山菜 無いことはないけど、タラの芽なんかは大きくなり過ぎて固いからなあ」
「ですよね、もう時期外れですよね、お任せします。」
前回、山菜の天ぷらと間違えて普通の天ぷらを頼んでしまったのが悔やまれて、
やはり食べたいみたいだ、山菜が。
前回 草笛で、山菜を頼みたかったのに、普通のを注文してしまった。⤵
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5月も上旬なら春の山菜にありつけただろうが、下旬ともなれば無理でしょう。
カウンターの向こうで、ご店主と奥さんが作ってくれてます。
「お待ちどうさま、大した山菜ではないけれど」と言われましたが、
とんでもない。こんなに? わおっ!
凄い種類だ。
海老に南瓜、茄子にサツマイモ。
それに、ウコギとコシアブラに、大葉に舞茸もある。
美味しい。大感動です。
お蕎麦も最高。
付け合わせがまた嬉しい。
MOURI は、ウドと人参を薄く切った煮物。
この薄さに丁度の味付け、素晴らしい。
私には、アスパラガスか、な?
筋があるように見えますが、美味しく柔らかく炊けています。
これだけでも大ご馳走で。
蕎麦はもちろん絶品です。
デザートが、また驚きですわ。
そば粉を閉じ込めたゼリー、赤いのはクランベリー。
いやぁ、美味しかった。
食べ終わった頃に、ご店主が図鑑を持ってきて、
この当たりで採れる山菜を季節ごとに教えてくれました。
私の好きなのびるもよく採れるとのこと。
帰りに私たちと一緒に外に出てらしたご店主は、庭先の植物のことも教えてくれました。
つるむらさきやニラも育てているそうです。
ご店主とは、他にお客さんがいらっしゃらなかったので、思いがけないお話が出来ました。
転院した病室は、事情があって個室。
本人は1人が寂しいといいますが、2~3日の我慢。
この椅子、座りやすいなぁ。
流石に病院の椅子だわ。
高価なものではないけれど、安全で座りやすい椅子で、長く座っていても疲れません。
高齢者や病気の人が立ち上がるのには、頑丈なひじ掛けが必須。
安全でしっかりしています。
「こういう椅子が欲しいんだよなあ」と言ったら、
「うちのダイニングには大きいし、似合わないよ」と言われました。
ひとしきり話をして、今日は引き上げることにします。
早く帰るのは寂しいだろうが、長居は疲れさせるし、痛し痒し。
また来るねと心を鬼にして帰ります。
帰路、前橋でホルモンを食べることにしました。
またかですが、MOURI の好物だから。
今日は、テーブル席。
キャベツがお通し。この味噌がまたおいしい。
ナムルというば、代表的なのがゼンマイ、ほうれん草、もやし、大根のピリ辛でしょうが、ここの大根は赤くない。見た目は茶色で地味ですけど、これ結構美味しい。
焼き物は、MOURI が豚ホルモン派でビール。私は牛カルビで白いご飯。
ご飯を食べたのに、チヂミも注文してしまいました。
これがまた美味しいのよ。
これで終わると思うな。〆にシジミラーメン。
前回 食べて虜になったラーメンです。
二人で食べればそんなに多くない。いや、多いか。。。
ああ、美味しかった。
つて、何 しに来たんだろう。
あほ娘のご尊顔を拝ませてやったということか。