上野元黒門町にやってきました。いやこれは昔の名前
上野不忍池かいわいです
今日は7月11日
不忍池の蓮を見に来たのですが、、、、
ⵈⵈ まだ ぜんぜん ⵈⵈ 咲いてない
《見頃の花を愛でる》という習慣がない私です。
いつもテレビで知った時には、咲き終わっていたりして出遅れるタイプです。
「母さん、〇〇の桜がそろそろ咲くかな」
「お父さん、〇〇の紫陽花がそろそろですよ」
なんて会話が自然に出る家庭が素晴らしいなと思います。
蛍も見たことがなく、いつかいつかと思いながら短い旬をつかみきれずにこの年になりました。
で、考えたんです、
スマホのカレンダーに書いておこう
去年の夏、伊豆栄に来たときに不忍池の看板に「7月10日前後が見頃です」とあったので、
スマホに残しておいた。
それを見て「お父さん、そろそろ不忍池の蓮が見頃ですよ」と言ってみた。
フナさんみたいな口調でさ、誰に? うちの浪平さんに。
それを覚えていたんでしょう「不忍池に行くんだろ?」と今朝言われたわけです。
着いたらこれです。全然咲いてない。しかも雨。
見頃というのは例年のことだもの。
今年の梅雨は例年より寒かったということを計算にいれなきゃいけなかった。
おお、あっちの方が少し咲いてる。
そう思ってきてみたら、チラホラでした。
あったなこういう経験。
小さい時、住んでいた町に、砧公園という広場がありました。
東京都のゴルフ場だったところを、そのまま公園にしたので、
見渡す限り広い敷地に見事な芝生の、ピクニックに最適な場所でした。
ブルーシートを広げて、みんなでお弁当を食べて、
食後は歌を歌ったり、バレーボールを楽しんだりできるレクリエーション施設でした。
その公園の場所取りで、いつもやらかすのが「隣の芝生」でした。
広場の先の方を見て「あのへんの芝生が綺麗だ」「あそこにしよう」と行ってみると、
着いた場所は、元いた場所と変わりない地面がむき出しの、芝がポヤポヤの場所でした。
「あっちの方が芝生が綺麗だ」と、場所を変えても同じこと。
遠くから見ると、芝が密集して綺麗に見えるんです。
それと同じに、不忍池の蓮の花も、遠くからだと密集して見え、
近くに行けば、ポヤポヤってわけ。
蕾は蕾の美しさがあるわい
蓮の葉の水ってこんなに綺麗だわい
雨の日じゃないと見られない水玉を楽しもう
一番のロケーションは、ここだったかな。
蓮のピンクが足りなかったので、お助けマンのヒルガオと夾竹桃でした
お目当ての店が開くまで、まだ40分もある。
見頃の ( ハズの ) 蓮を愛でるつもりで早めに来たからです。
外は雨だし、昼からやってる居酒屋さんに飛び込みました。
南部美人を一合と、刺身を注文。
ううむ、微妙だ。
17時になったら失礼しようと思います。
はなからの目的は伊豆栄だったの、赦してください。
伊豆栄 口開けに飛び込みます。
これを食べたかったんだ。
まずはお香こをパクっ
吸い物に一口つけて
いざっ
やっぱり、美味しい。
美味しすぎる。
いつもの席、今日は予約が入ってました。
中国人ファミリーの予約みたい。
若いお父さん ( 40でこぼこ ) がコーディネートみたいで、皆の要望をとりまとめてる。
おじいちゃんやおばあちゃんも連れて来てます。
お金持ちなんだろうな、若いお父さん。
中国の団体さんって《声がでかくてマナーが悪い》イメージがありましたが、このファミリーは違う。
凄くスマートで、凄く品がよくて、凄くリッチな感じ。
ファミリーで日本に来て ( 15人はいると思う ) 、伊豆栄を予約してランチだなんて、
どんな仕事をしているのかしらお父さん。
ぐずついて泣きだした赤ちゃんを、そっと外に連れ出して迷惑にならないようにあやしている奥さんも、清楚でスマートで素敵な人でした。
なんか、中国の麗夫人、蓮のような人だなあと思いました。
ごちそうさまでした♡