「なに食べたい?」という私の質問に、かなりの頻度で「すいとん汁」がリクエストされます。
夫の出身は群馬、私のルーツは東京&埼玉で、すいとん汁や雑煮の具材が同じ。
不思議なことに、お互いの母の味が本当に似ているもので、
食生活をどちらかが合わせなければならないということがないんです。
これは、本当に幸せなことだと思います。
本日のすいとん
すいとんの具材
必須は、にんじん、ごぼう、大根、たまねぎ、豚肉、椎茸。
追加で本日は、しめじ、長ネギ、茄子を入れました。
味付は醤油ベースです。( いつもの出汁にみりん・酒・醤油と味覇 )
すいとんは、小麦粉に水を入れ軽くなじませたものをポンポンと入れていく方法。
つなぎに卵を炒れるお家も、小麦粉をよく寝るお家もあるようですが、
我が家は、粉っけが残るくらいの状態 ( グルテンが生成されない感じ ) に、落としていくやり方。
箸でちぎり入れるので、形はでこぼこで、味がしみやすいすいとんです。
ちぎった感じのすいとん、これが好きなの ♡⤴
一杯目を食べ終え、二杯目のすいとんを煮る、食べ終えて三杯目のすいとんと、
だいたい三ラウンドで終了です。
汁は一杯目は澄んでいますが、二杯、三杯となると粉で汁が白濁していき、味もまろやかに変化します。
唐辛子を沢山ふって、食べる。
こんなに簡単で、安上りなのに野菜が沢山食べられる料理はそうないんじゃないかしら。
〔お互いの家のすいとんが同じ〕と言いましたが、もうひとつ同じことがある。
すいとんに「お」をつけて「おすいとん」と呼ぶのです。
ずっと気がつかなかったけれど、よく考えれば変でしょ? おすいとん って。
男性が「おすいとん」というのは、なんか可愛くて笑ってしまいます。