Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

猫嫌いの家に

 

実家の階下からMOURI が呼んでいます。

「お~い、猫来てるよ」

なんだろう、流石に草津にはにゃんこの友達はいないぞ。

 

トントントンと降りていくと、居間の網戸にへばりついて「ナーナー」言ってる奴がいる。

f:id:garadanikki:20191003140357j:plain

「あいつさ、よく来るんだよ。困ってんの」と義弟。

 

義弟は大の猫嫌い。

猫というより動物全般がダメなのは、家で動物を飼ったことがないから。

MOURI は義弟ほど嫌いなわけじゃない、ただ育った環境で動物に縁がなかった人。

だけど義弟は、縁がないを通り越し、動物に恐怖や嫌悪を感じるらしい。

「嫌いだっていってんのに、なんで来るかな」

 

仕方ない。私が相手をつとめよう。

外に回って挨拶

f:id:garadanikki:20191003140607j:plain

もうもう、いきなりの頭突きです

f:id:garadanikki:20191003140601j:plain

うわぁ、可愛い!

こんなに人懐っこい子は珍しい。

ゴロゴロ最大級ですわ。

f:id:garadanikki:20191003140516j:plain

 

デデーン

f:id:garadanikki:20191003140510j:plain

 

「君ねぇ、お会いしてまだ5分もたたないのに、お腹さわらせてくれるのかい?」

f:id:garadanikki:20191003140504j:plain

人間が怖いとか、思わないで生きてこれたらしい。

奇跡だ。

 

f:id:garadanikki:20191003140351j:plain

私にピッタリくっついて、ご満悦。

 

部屋の中から「姉さ~ん、なんとかしてよ、そいつ」と義弟。

聞こえてんだね、そういう話⤵

f:id:garadanikki:20191003140402j:plain

でも めげない。

だってワタチ、可愛いもん。可愛がられているんだもん、誰にでも。

 

「それにしても面白い模様だね、ちみは」

f:id:garadanikki:20191003140545j:plain

顎の下から胸毛が白。

お腹も白。

あんよはソックスじゃなくて足袋みたいだ。

f:id:garadanikki:20191003140534j:plain

 

抱っこしてみました。

わぁ、なんて肉感がよい子なんだろう。

シルクのような柔らかい毛並みに、ポッチャリとしてお肉で、

私に吸い付くように抱かさってきます。

 ( 写真は撮れませんでした ) 

 

ポンと降ろしたら、その辺をひと回り

f:id:garadanikki:20191003140429j:plain

ここは彼女のテリトリーらしい。

 

見られているのを意識してます。

f:id:garadanikki:20191003140446j:plain

 

「ナーオ」

f:id:garadanikki:20191003140452j:plain

 

いつまでも触っていたい女の子でした。

f:id:garadanikki:20191003140551j:plain

 

しかしこの子、どこの子なんだろう。。。。

「ひとつ置いて隣の家で飼ってるんだよ。もう一匹居て、そいつも来るんだよ。

 コラっとか、シっと言ってもダメなんだ。

 窓開けとくと、部屋ン中まで入ってきちゃってさ。

 追い出すのに一苦労。うちは皆 嫌いだって、なんでわからないんだろう」

 

「可愛がられたことあるんじゃない?」

「いやいや、それはない絶対。お袋も猫、嫌いだったもん」

「 ⵈⵈ 」

 

でも実は、亡くなった義母が、魚のはしっこを猫に放り投げてるの、見たことあるんです。

根負けしちゃったんでしょうね、毎日来るから。

結局、餌付けしちゃったんです 義母ったら。

 

義母もMOURI も嫌いなんじゃなくて、どう接していいかわからない人なんだと思う。

 

「いやいや、そんなこと、絶対にない!」

そんなに言うんだから、まあ、そういうことにしておきましょう。

でもね、明日もまた来るよこの子、だって私が遊んであげちゃったから。