Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

石田三成って ~ 葵 徳川三代より

NHK大河「葵 三代」の再放送にはまっています。

2000年に放送されたものなんですが、出演者の顔ぶれも豪華です。

ドラマ的に面白いかどうかは別として興味深いのは冒頭の解説。

中村梅雀さんが、テロップを使って解説するのですが、これがわかりやすくてためになるのです。

 

第七回の放送の解説は、こんな感じ。

つらつら思んなるに、およそ歴史なるものは

おおむね時の権力者に都合よく書かれ申す

様々な思惑により、削除あり、改ざんあり、ねつ造あり。

戦があれば、勝者の歴史は残り、敗者の歴史は抹殺されるのでござる。

 

石田三成については、出自さえ定かならぬ。

秀吉公に見出され、お小姓となり、経営の才を発揮して沢和山城、十九万四千米の大名に取り立てられるも、生まれついての律義さ生真面目さが災いして、必ずしも人望高からず。

朝鮮の役では不益と、講和交渉を果たし、加藤清正、福島正則、黒田長政らの恨みを買う。

 

切れ切れの資料をつなぎ合わせれば、三成は石田正嗣の二男にして、兄正澄は堺奉行の要職にある。

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妻 おりんの姉は、上田城主 真田昌幸の正室でござる。

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三成には三男三女ある。

長女、次女は家臣に嫁ぎ、三女 辰姫は津軽信牧のぶひらの側室。

嫡男 重家、次男 重成、三男 左吉については、諸説紛々なるも追々と真実探索つかまつらん。