Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

『こぐちさんと僕のビブリアファイト部 活動日誌』

 

『こぐちさんと僕のビブリアファイト部 活動日誌』を、読書中。

 

f:id:garadanikki:20190915092613j:plain著 者:  峰守ひろかず

イラスト: おかだアンミツ

原作・監修:三上延

発 行:  電撃文庫 

種 別:  文庫版 610円

      Kindle版631円 

発売日:  2017年3月10日

読了日:  まだまだ先 

 

この本は『ビブリア古書堂の事件手帖』のスピンオフとして刊行されたものです。

『ビブリア古書堂~』のスピンオフといっても、作者は三上延さんではありません。

Kindle で読み始めたのですが、オバサン的には微妙な本です。

ティーンエイジャー志向のライトノベルだからです。

引っ込み思案な本好き少女と、ちょっとオタクな恋する少年が、

高校でビブリアファイトをしていくというもので、一話一話、本が取り上げられていきます。

第一話 コナン=ドイル「名探偵ホームズ ( 1 ) 赤い文字の謎」 ( ポプラ社 )

第二話 中島敦「李陵・弟子・名人伝」 ( 角川文庫 )

第三話 L・M・オールコット「若草物語」 ( 福音館書店 )

第四話 ル=グウィン「影との戦い ゲド戦記1」 ( 岩波書店 )

第五話 ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」 ( 岩波書店 )

    鎌池和馬「とある魔術の禁書目録」 ( 電撃文庫 )

 

元祖『ビブリア古書堂~』と同様、本をテーマに話が進みますが、うんちくや内容は若干薄めです。

『ビブリア古書堂~』には《大人の本好き》と《栞子さん萌の若い子》の二つのファン層がありますが、

『こぐちさんと僕~』のターゲットは、《本好き》より《美少女好き》に寄っているかも知れません。

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ライトノベルと合わせて、コミックも刊行されています。

 

引っ込み思案な美少女の可愛いしぐさに、男の子が萌える部分がメインで、

本についてのうんちくも、あるにはあるが『ビブリア』ほどではない。

栞子さんもたまに登場しますが、あまり大きく期待しない方が良いでしょう。

だって、こちらは学園ドラマですから。

 

それでも、こんな興味深いセリフもでてきます。

こぐちさんは栞子さんと同じ《本の虫》で、本のことを語らせたら止まりません。

海外の名作児童文学は、どれも翻訳と経年という二段階の選定を受けているわけですから、

 読み応えのあるのは当然なんだと思うんです」 

と、こんな感じ。

 

なるほど「翻訳と経年という二段階の選定を受けている」か

いいことを言うじゃないか。

『赤毛のアン』にしても『シャーロックホームズ』にしても、

複数の出版社から様々な版、色々な翻訳者の本が出ています。

 

明治や大正の古い小説を読む時、私は、なるべく古書で読みます。

しかし、翻訳ものでそれをやると、訳者の言い回しが古くて固くて読みづらかったりする。

そんな時、このセリフにぶちあたりました。

「海外の名作児童文学は、どれも翻訳と経年という二段階の選定を受けている」

日本の小説なら、オリジナルに近い古書で読むのに意味はあるが、

翻訳ものの場合は、新訳で読む方がいいかも知れないと、このセリフを見て思います。

 

『こぐちさんと僕~』の第一話は、

コナン=ドイル「名探偵ホームズ ( 1 ) 赤い文字の謎」 ( ポプラ社 ) です。

シャーロックホームズもルパンも、子供の時に乱読したけれど、

謎解きエピソードがごっちゃになって、どれがどれだか覚えていない。

この本が一段落したら、もう一度読んでみようかな。出来れば一番新しい翻訳で。

 

ついでの話 学園ものの漫画やドラマについて

『こぐちさんと僕~』を読んでいて、テレビの《学園もの》に想いが飛びました。

昭和生まれの私の《学園もの》といえば、『ゆうひが丘の総理大臣』『1年B組新八先生』『われら青春』と、そんなところで、熱血先生が活躍するものが多かった。

 

80年~90年代になると、『スクール☆ウォーズ』のような荒れた生徒のスポコンものに加え、

『スケバン刑事』のような荒唐無稽ドラマも誕生し、《学園もの》の裾野が広がりました。

 

2000年代には更に『花より男子』『花ざかりの君たちへ』『メイちゃんの執事』のような、

夢のような学園生活のドラマが増え、ジャニーズ系のイケメンが必須になりました。

 

その後《学園もの》は更に細分化され、なんでもありですけれど、私の時代 ( 70年代後半 ) と比べると、

今の高校生は性の部分で成熟しながら、頭や萌えキュン的なところもあり、

心は体のアンバランスさが目立つように思います。

そういう微妙な年代が好むドラマは、志向もどんどん細分化されるし、

『3年A組─今から皆さんは人質です』みたいな過激系も加わって、

《学園もの》は、一体どうなっていくのかと思います。

もしかしたら《学園もの》それ自体、無くなってしまうかも知れないですね。

 

とじ込みはカロリー⤵

【朝食 555kcal】

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白飯 1.68kcal×155g…260kcal

味噌汁 80.8kcal

161.5kcal ( にんじん31g…11.5kcal、菜花18g…5.9kcal、なす60g…13.2kcal、どんこ…21.8kcal、昆布…5.5kcal、ごま油2g…18kcal、味噌2.17kcal×21g…45.6kcal、出汁500g…40kcal ) の50%

鮭 24.7kcal

鮭121g…246.8kcal の10%

クリームコロッケ 132kcal

275kcal ( 蟹クリームコロッケ…220kcal、ポテトサラダ20g…51kcal、レタス30g…4kcal ) の48%

納豆 44.3kcal

88.5kcal ( 納豆…86kcal、長ネギ9g…2.5kcal ) の50% 

ごぼうと板麩のふりかけ 13kcal

160.8kcal ( ごぼう77g…50kcal、板麩13g…3.4kcal、みりん10g…22.6kcal、醤油10g…8.4kcal、ごま油3g…27kcal、ごま5.6g…11.6kcal、干し椎茸12g…21.8kcal、真昆布4g…5.5kcal、鰹節3g…10.5kcal ) の8%

  

【夕食 910kcal】

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あさりのにんにく炒め 99.7kcal

199.4kcal ( あさり577g…173.1kcal、にんにく9g…3.1kcal、油2g…18kcal、酒5g…5.2kcal ) の50%

ウルトラ生姜鍋 811kcal

2704.2kcal ( 鶏肉600g…1200kcal、ごぼう159g…103kcal、豆腐400g…288kcal、青梗菜124g…111.6kcal、マロニー90g…314.1kcal、もち麦204g…322kcal、スープ…50kcal、酒粕139g…315.5kcal ) の30% 

 

【晩酌 176kcal】

ビール ( 0.40kcal×100g=40kcal ) ×1杯 =40kcal

真澄 ( 1.03kcal×66g =68kcal ) × 2杯…136kcal

 

【その他 47kcal】

コーヒー ( 6kcal ) × 3杯…18kcal

シュークリーム…29kcal

 

【総摂取カロリー】 1688kcal

【運動消費カロリー】355kcal

【基礎代謝】 1323kcal

 

1688kcal-355kcal-1323kcal=10 昨日★2♡3487+本日10 =★2♡3477