読みたい本がてんこ盛りなのに、今優先しているのが
「赤毛のアン」シリーズと「シャーロック・ホームズ」シリーズです。
新規の本で読みたいものが一杯あるにも関わらず、なぜか子供に立ち戻って再読したい気分なのです。
再読といっても初めまして
といってもひとつも覚えてない。←おそろしいことです
今、読んでいるのが「赤毛のアン」第二作「アンの青春」
あまりにも忘れている自分に驚きます。
一作目だって、マシューがあんなに早く亡くなってしまっていたなんて意外でした。
二作目は、もうアンがアンではない感じがします、大人になってしまって。
一作目の空想好きで、お喋りで、大人ぶるんだけど可愛くて、、、
そんなアンがやって来たことでカスバート家に新風が吹く。
しかめっ面のマニラも、寡黙なマシューもアンの可愛らしさに参ってしまう。
なんと心が穏やかになる世界なのか、やはり赤毛のアンは名作だと思います。
村岡花子さんの訳がまたいいのです。
昨年、一作目を久万嘉寿恵さん・西田佳子さん・村岡花子さんを比べて読みました。
オリジナルに基づいた訳というなら、もしかしたら西田さんかも知れないが、
やはり村岡さんには独特の村岡ワールドがある。
それで読み育ってしまった私としてはやはり村岡さんの訳が一番馴染みやすかったです。
詳しい対訳のお話しはまたどこかで。
二作目、アンの青春では、アンはもうすっかり大人です。
まだ17歳だというのに学校の教師になっていて、村の改善委員もやっている。
一作目の最後にマシューが亡くなって、マニラを支えるためにアヴォンリーに残り、
地域に貢献するアンの姿が健気に描かれています。
もう少し子供のアンを読み味わいたかったと、ちょっと残念にも感じますが、
アンの代わりに騒動を起こす双子や、学校の生徒たちが面白いです。
一作目ではアンのしでかすことが話の中心だったのを、いたずらっ子のデイビー ( 双子の男の子の方 ) や、学校の子供たちが、その話の種を引き継いでいます。
面白かったのはこんな話⤵
ロティ・ライトに足し算を教えたときの話。
「もし、あんたが片一方の手にあめを三つ持って、片一方の手に二つ持ったら全部で、どれだけになって?」
ロティの答え「一口分」
ベンジー・スローンに自然科学を教えたときの話。
「何故、ひき蛙を殺してはいけないのか、その理由は?」
ベンジーの答え「あくる日、雨が降るからです」
みんなが一番欲しいものはなんですか?と聞いた時の話。
お人形とか馬、スケートなどという平凡な答えもありましたが、完全の独創的なものもありました。
へスター・ボールターの答え「毎日、日曜日の晴れ着を着て、自分の部屋で食事をしたい」
ハナ・ベルの答え「ちっとも骨を折らずに、良い子になりたい」
マージョリー・ホワイトの答え「未亡人になりたい」
何故かって聞いたら、まじめな顔で「もしお嫁にいかないと、皆に売れ残りと言われるし、お嫁になれば、旦那さんに威張りちらされる。けれども、未亡人ならそのどちらの心配もないから」
生徒たちのこんな話を、ステラに話すアンのセリフも、アンらしくていい。
笑いたいのをこらえるのって、つらいものよ、ステラ。
あたしが、おかしなことはみんな家に帰るまでためておくの。
ところが、マリラはこれという原因も見当たらないのに、東の部屋から、けたたましい笑い声が聞こえてくると、ぞっとするというのよ。
もと、グラフトンで気が狂った男があって、そのはじまりがちょうどこんなふうだったって言うのよ。
村岡ワールドは、やっぱり素敵だ。
本日の朝ごはん 餅入りうまかっちゃん
今日のうまかっちゃんは「辛子高菜風味」
すっごく辛くて、むせました (;'∀')
夕食はまたまたテキトー
天ぷらは、スーパーでセット500円で売られていた出来合い。
海老天、ちくわ天、蓮根、さつま芋、かき揚の5種類×2で10品が500円だったので買ってしもうた。
MOURI に、自家製がいいなぁと言われてしまったけど、私は天ぷら下手なんだから。
えのきの芯の部分のステーキ
今回は、明太子バターを塗って焼きました。
なんて美味しいんだろう、えのきの芯。
えのきそのものより、美味しいと思うのは私だけではないハズです。
菜花のおしたし
最近、菜花にはまっています。
味も濃く、緑も綺麗で、歯ごたえもいい。
ほうれん草より安く、小松菜より癖がない。
緑黄 ( 葉物 ) 野菜は、一品あると健康的な感じがして助かります。