いざ、“国宝・投入堂 ” に向けて、しゅっぱ~つ。
境内入口にある “ 参拝受付案内所 ” で、入山料400円を納めます。
ここで以下の説明があり、簡単な服装・靴のチェックをされます。
・ 三徳山は、あくまでも修行の場である
・ 道のりが険しく、年に数人の死亡事故が発生している
投入堂は、スカートや登山に適さない服装は駄目。靴もサンダル・ヒールは問題外。
たとえ運動靴でも、靴底が磨り減っているとアウト。
但し、上の登山事務所で売っている、わらじに履き替えれば良しとのこと。
TAMIりんとHOKUTO兄さんは、わらじに履き替えれば “ 可 ”と言われ、ワタシの靴底の減り具合はギリギリなので、登山事務所で再チェックしてもらうことになりました。
宿坊 輪光院

本堂に続く参道

参道の石段を登ると、水琴窟がありました。

水琴窟 「響き 日本第一」と書いてある
苔むした石のお仏像に、水をお供えすると琴のような音色が聞こえてきます。
音がするのは1~2メートル遠く離れた辺りから。
地中の壷の位置とか、竹筒の向く方向とかに工夫が施されているのでしょう。
すがすがしい音色を聞いていると、気持ちが落ち着いてきて、集中力が増しました。

本堂に参拝

よぉし、登るぞー!
登山事務所で、靴の再チェックを受け、志納金200円(入山料とは別途)を納めます。
ワタシの運動靴はギリギリセーフでした。

入山すると、自動販売機はおろか、トイレもないそうなので、ここで最終チェックです。
水が入る袋を持って来なかったTAMIりんと私。
水を買うのを躊躇してたら、事務所の方が「ご自由にお使いください」と、
リュックを貸してくださいました。
三徳山では、登山途中の事故に備えて、1人での入山は禁止されています。
入山届けをしていたら、事務所の方から「1人でいらしてる男性がいらっしゃるんですが、一行に加えていただけませんか?」と言われました。男性は、登山慣れしたいでたちで体力のありそうな方です。パーティーを組んだら、どう考えてもワタシたちの方が、足手まといになりそうです。でもその方は「全然構わないです。よろしくお願いします」と、言って下さったので、「こちらこそ、よろしくお願いします」と、ご一緒することになりました。

わらじは、踵に紐を通すと、どんな靴より滑らない履物になるらしい。
私も、わらじ体験すれば良かった。

「ええっ、いきなり、そんなとこ登るの?」

「落石注意って書いてあったってねぇ」とゼイハア、ゼイハア言いながら、
案の定お荷物になっているTAMIりんと私。

そんな女性陣をニコニコ笑って待っていてくれてる男性陣。

ここに来るまでに、絵になる難所が山ほどありましたが、
写真撮ってる余裕なし。

そうでなくても、ご一緒している方々に迷惑かけているし、
下山時刻は迫るし、「行かない組」を待たせてるし…。
鎖で登るのは、ここ一箇所だけ。マックスの難所。

この場所は1人登りきるまで、次の人は登れません。
混んでいる時期は1時間待ちにもなるんだって。

「自分がささっと登れないで、後の人を待たせるのってプレッシャーきついな」とか。
「でも “ イライラしないで穏やかな気持ちで待つ ”というのも“ 修行のひとつ ” なのか」
とか、邪念を抱きながら、鎖にぶら下がる。

ふう。

“ 地蔵堂 ” を超えると見えてくるのが“ 鐘桜堂 ”
「どうやって運んだのかなあ」と、来た人全員が思うでしょう。
なのでなおさら鐘をつき煩悩をウチ消す響きを聞けば、ご利益を感じます。

“ 観音堂 ” に沿って岩窟の中を回りこみ、しばらく進むと、絶景が開けます。

投入堂の前は、記念撮影の真っ最中でした。

お名前教えていただいたのに、興奮の中、失念してしまいました。
お心あたりでしたらご一報くださいませんか。記念の写真をお渡ししたくて…。

