にゃんこに会いたくて集会場に行くと、「グルグル」と喉を鳴らして近づいてくる子がいた。
「グレゴリーかい?」
違うよ!とムッとした顔をしつつも「グルル」と喉を鳴らしている。
よく顔を見て驚いた。
半年前から姿を消していたロミだった。
「ロミ君かい?」と聞いたら
「やっと、わかったの」という顔である。
まあ、凄くおデブになっちゃって、去勢手術をされた印がある。
1年3ヵ月前のロミ ↓
はじめてロミに会ったのは、1年半前、2012年7月4日 のことだった。
さみは貰われていって、ロミがひとり残った。
ロミがここから姿を見せなくなったのは、8ヵ月前だった。
苛めっ子のじゃいあんに襲われてから、どこから行ってしまった。
雄猫は自分のテリトリーを守る為、雄猫と喧嘩して相手を蹴散らすものだが、
じゃいあんの場合は常軌を逸している。
生後1年内外の子猫は狙わないものだが、じゃいあんは凶暴で子猫も襲う。
しかも狙うのは首だ。
動物が相手の首を噛むのは “ 脅す ”ではなく “ 殺す ”を意味する。
じゃいあんに噛まれて怪我した猫を数多く見てきたが、ロミもその対象となった。
じゃいあんの憎らしい雄姿 ⤵
1年半前のロミは、こんなにスリムだったのに
ロミがデブちんになって戻ってきたのは、大人になった証拠。
体格でいえば じゃいあんに勝るから、子供の頃みたいにはやられないだろう。
じゃいあんには、みんなが団結して戦えばなんとかなりそうなものだが、
とにかく争いごとない平和な場所になればいいのにと思うけれど、
野生の地ではそうもいかないのかも知れない。
なんとなく、ソワソワ ビクビク、辺りを警戒している若い猫たち
ジュントラさんは食欲には勝てない様子 (;^_^A