ヤマトが3月いっぱいでメール便を廃止するそうですね。
ヤフオクや日本の古本屋で古書を買う時に、頻繁にメール便を利用していたから、
手痛い話です。
送り手側はもっとだろうなぁ。
以下は、ヤマト運輸の「メール便廃止のお知らせ」
http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail-haishi/
ヤマトによると、管轄する総務省 ( そうか郵政省はないのね ) の窓口に問い合わせても、その書類が親書なのかどうか即答できない事例が多発してるんだって。
お客さんには窓口で「親書は駄目なんですよ」と説明してるらしいけど、中身が何かってことはお客にしかわからない。お客さんの方で、親書かどうか認識出来ていなくてうっかり送ってしまったら、罪に問われちゃったというケースがあって。。。
「ウチはいいのよ、業者だから。でもお客さまが罪に問われるのは我慢できん」
というのがヤマトの言い分みたい。
A子さんが、履歴書をB社に送付しました。この段階では履歴書は 親書 です。
しかし、仮にA子さんが不採用になったとして、
B社がA子さんに履歴書を返信する時、その履歴書は 親書ではない んです。
そんなバカな話が、と思いませんか？
ほんじゃ、ダイレクトメールはどうかと言うと、
「新しいマンションが出来ます」というチラシやリーフレットだけなら 親書ではない 。
だけどその封筒の中に受取人が記載されてたり、利用者宛てのメッセージがあったりしたら親書 に
なっちゃうの。例えば不動産屋のお兄ちゃんが、まるさんにも送っとこうと思って、
「marcoさま、いい物件出ましたよ」なんぞと書いたら、その一通だけはヤマトじゃ配れない。
こんなの取り締まれるのかしらね？
郵便局なら配っても良くて、ヤマト ( 佐川も日通も ) ダメなんだから。。。。
郵便が国営ならば差をつけられてもしょうがないと諦められるでしょうが、
民営化されたんだから、同じ業者じゃん、不公平感はぬぐえないよね。
ヤマトのホームページには、「お客様が罪に問われるリスクをこれ以上放置することは耐えられない」っていうのが理由に挙げられてるけど ( 勿論それもあるんだろうけど ) 、
「不公平だと思いませんか？」と国と民に問うてるんじゃないのかな。
ビジネスレターだって元々はヤマトが作ったもので、それを皆が真似するようになって。。。
価格戦争になっちゃったので撤退したって話。
そういえば、民営化される前の郵便配達車両は国家機関扱いで、
警察の取り締まり対象から除外されてたって知ってました？
昔は、配達車両は一方通行を逆走してもOKだったんです。
流石に今は捕まっちゃうんでしょうけれどね ww
ちなみに親書については、JDMAっていう一般社団法人日本ダイレクトメールなんちゃらっていう所からPDFがアップされてます。
https://www.jdma.or.jp/upload/general/20-2013-000098.pdf
