Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

岬屋 黒飴

 

暖房ガンガンの部屋での作業で、みんなの喉の調子が心配になる。

そうだ。

友達に黒飴、買ってきてもらおう。

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おうおう いいじゃないか。

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シンプルな包装だが、中身が命。

 

この店の黒飴は、吟味された材料で作られているのだそうだ。

成分表に、赤糖と中双糖とある。

以前は黒糖を使っていたこともあったが、甘味とねっとり感の問題で赤糖にいきついたらしい。

中双糖は、ザラメのこと。

 

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「サラッとして美味しい」と、食べた方がおっしゃってくれた。

 



富ヶ谷の岬屋は、由緒正しき京菓子屋である。

MOURIのお父さんが存命の頃、父の日に差し上げたことがあった。

お義父さんの感想がふるっていて「作家先生になった気分だ」との由。

 

岬屋には、古代蒸という商品がある。

小豆と大和芋を使った、それはたいそう上品な和菓子だ。

浮島といういわゆる蒸しケーキで、限定販売だったと思う。

15年ほど前に食べた時には、若い身にはもったいない菓子だと思った。

「もっと大人にならないと、このお菓子の良さは分からないんだろう」と。

 


岬屋の菓子は、どれも上品で手のこんだものだが、

何故か京菓子より、夏は水ようかん、冬は黒飴が人気だそうだ。

「ウチは飴屋じゃないんだけどな」と、ご店主がしょげているとか、いないとか。

京菓子 岬屋
〒:渋谷区富ケ谷2-17-7
TEL:03-3467-8468
定休日:日曜日、月曜日、祝祭日(節句・彼岸を除く)
営業時間:9:00~19:00