よく行く魚屋さんで見事な 真さば 発見。
よっしゃ、〆さば作ろう!
MOURIが金目鯛の前を素通りできないように、私は〆さばに目がないのです。
だがなかなか「これだ」というしめ具合のものにお目にかかれない。しょっぱ過ぎたり、酸っぱすぎたり。。。
「どうやって食べる?」
親父さん、下処理しようと、もう包丁を持ってます。
「何にもしなくていい、そのままちょ~だい」
「大丈夫?」
「たぶん」
魚屋の親父っさんに任せれば、綺麗な三枚にしてくれるでしょうが、
大きな魚を丸ごと買う機会なんて、そうあるもんじゃなし。
下手っぴいでも、さばく醍醐味 味わいたい。
初めてなので、野崎洋光さんが『今日の料理』(2013/2月号) のテキストで紹介してらした方法を手本にします。
〆さばは塩でしめてから、酢につけるというのが一般的ですが、
野崎さんの〆さばは、初めに砂糖でしめるそうです。
テキストで見た時に、絶対やってみたいと思って、切り抜いておいたレシピです。
いつもはカメラを首からぶらさげて、右手で調理、左手でシャッター切りますが、
魚をさばくのは両手使わないとできないもの。
だから写真はありません。
こんな時は、「ばーさんがじーさんに作る食卓」 のsesentaさんみたいに、
撮影してくれる旦那様が羨ましい。
砂糖でしめたら水洗い、塩でしめたら水洗いと、 水洗いした後のさばは、よく水気をふきます。 |
塩をふる。 「おいしくな~れ」「おいしくな~れ」 |
出来ました!
しかし。なんてぇ酷い切り方だ。
まあ初めてということで許してもらおう。
味は「でかした」と褒められました。
嬉しいじゃないか、でかしたとは。
何回か作っていく内に、好みのしめ加減が見つかるのではないかな。
平日だというのに、千代菊が空になってしまった夕餉です。