コンビニでちょっと気になる飴を買いました。
さくっと食べれる きなこ飴
珍しい色、金色です。
触感がまた凄い、サクっというのとはまた違う、
ザクっ かな?
噛めば香ばしいきなこの味がほんわかします。
甘すぎないから、ウイスキーやジン、焼酎の水割りのおつまみにもいい。
今、ちょっとしたマイブームの飴です。
話は変わりますが、このパッケージのタイトル「ら抜き言葉」ですね。
正式には「食べられる」で、それを「食べれる」と省略するのが今や主流なのかしら。
堂々と商品名にもなるくらいなんだから、市民権が得られたのかもしれないけど、
世代的、いやワタシ的には、ちょっと抵抗を感じます。
昔、「ら抜きの殺意」( 脚本:永井愛 ) という芝居を観ました。
まじめな中年紳士--海老名 ( 安原義人 ) は、とある事情で「ら抜き言葉」を連発する若い男の部下として働くことになった。その会社には、敬語の使い方が滅茶苦茶な若い女の事務員をはじめ、コギャル言をしゃべる男、男言葉の女、意味不明なカタカナ語と、珍妙な言葉の展示場。
そんな間違った言葉が気になって仕方のない海老名であったが、いちいち正していたら、とても仕事になりはしない。しかし、このまま黙認していると日本語が崩れていくようで、とうとう海老名氏は正しい日本語を守るべく立ち上がった。
劇団「テアトル・エコー」~『ら抜きの殺意』ホームページ より
そんな内容のコメディーなんですが、ちょっとブラックで、綿密に仕組まれてたセリフがとても面白い作品でした。
テアトルエコーは、熊谷一雄さんをはじめ、安原義人、山下啓介、雨蘭咲木子などなど、声がよくて、滑舌の良い役者さんを数多く輩出している劇団。フランスのコメディーや、ニール・サイモン、井上ひさしの作品を数多く手がけ、上質な大人のコメディーを見せてくれる劇団として有名です。
テアトルエコーの、綺麗な発音の俳優さんたちが、ら抜きだったり、ギャル言葉だったりするセリフを連発するのが、逆説的な効果があり、たっぷり皮肉に感じ印象的だったので、「ら抜き言葉」を見ると、そのお芝居が思い出されるようになりました。
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