我が家の食卓に多大な貢献をしてくださっているのが『あさイチ』の解決! ゴハンの先生がた。
ひとつの食材にスポットを当てて、マンネリ化しがちなメニューに新風を吹き込んでくれたり、
基本的な調理法を教えてくれたりもする。
9月25日に放送された清水信子先生の「和食の基本! さばのみそ煮」は目からウロコでした。
今までずっと、味噌を最初入れてコトコト煮ていたんですが、先生は味噌を最後に入れていました。
考えてみたらそうですわ、最初に味噌を入れたら、味噌の風味とんじゃうもの。
お味噌汁を思えば当然のことでした。
さばの味噌煮
さば…1匹 ( 約600g )、味噌…大さじ3
(A) たれ
砂糖…大さじ2、みりん…大さじ1、醤油…大さじ1/2、水と酒…各カップ1/2、酢、生姜汁…各こさじ1
1.さばは頭を取り内臓を出す。中はきれいに洗い、2~3㎝幅の筒切りにする。
2.フライパンに (A) を入れて強火にかける。
たれが煮立ってから、さばの切り口を下にして並べる。
※ さばは (A) のたれに火をちゃんと入れて溶かしてから入れること。
たれを煮立ててから入れないと、魚臭くなる。
3.再び煮立ったら中火にして煮汁を切り口に2~3回すくいかけて落し蓋をし、5~6分煮る。
「煮汁を、すくいかけてっと…」
「アハハ。先生は筒切りと言ってたけど、内臓取るのにお腹に包丁入れちゃったから、
羽が生えたみたいになっちゃった」
4.味噌を投入。
味噌を入れる時は、味噌の入った容器に鍋の煮汁を少し取れ入れ、
味噌を溶いてから入れること。
入れる時も一ヵ所に入れないで、さばとさばの隙間に数か所に分けて入れる。
「こうすれば味噌が全体に行き渡る」
5.器に盛り、煮汁を上からかける。
良い料理の先生は作っている合間に、そうやるワケをちゃんと教えてくれます。
清水先生も「煮汁を煮立ててから入れる」というポイントをキチンと仰った後、
「そうしないと魚くさくなる」という理由をちゃんとおっしゃってました。
理由も一緒に聞くことで、絶対に忘れない。
清水先生に感謝です。