去年、カリソンというお菓子を戴きました。
フランスのプロバンス地方の伝統菓子なんだそうですが、
食感も甘さのバランスも今まで口にしたことない味でした。
乱暴に例えると、芋系の食材をすりつぶした上に砂糖菓子を乗せた感じ。
んんん、伝わらないかな。
食べてみないと、わからないかも知れません。
もう一度食べてみたいと頂いたパッケージで店名を探したけれど、パラピンの裏側のシールが擦り切れていて《パリのチョコレート専門店らしい》までしかわかりませんでした。
日本で作っている店はないかと探して、3店舗のカリソンを食べてみたけれど、全然別ものでした。
それから1年。
見つけました!
カリソン・デスク。
本場プロバンスからやってきたダニエル・フィリットさんというフランス人の方が、
両国にカリソン専門店をオープンさせたんです。
店内にはカリソンの他、ご実家の近隣農家で作ったEVオリーブオイルやハーブも並んでいる。
住所は、墨田区両国4-20-5 京葉道路と清澄通りの交差点、東京三菱UFJ銀行の隣。
こちらには、数あるメーカーの中から店長のダニエル・フィリットさんが厳選した二種類があります。
左が「d'Entrecasteaux(ダンドロカスト)」社製。
右が「Léonard Parli(レオナール・パルリ)」社製。
お店には箱入りもありますが、各社2つずつ入ったもので、4つ入で500円。
ネットだと化粧箱入りの2,300円のになっちゃうから、最初はこれを試してみるといい。
ダンドロカスト社は、メロン入り。
この方が好みかな。カゴの中身が少なくなっているのは私が買い占めたから。
カリソンらしさを楽しみたければ、オレンジピールの味わいが強い「レオナール・パルリ社」がいいかも。
ひとつお断りしておきますが、カリソンの虜になった人は私の周りにいません。
ピンと来ないという人ばかりでした。(;'∀')
凄くすごーーく地味な味なので「うわっっおいし~っっ」という感ではありません。
しかしなんでも経験です。
冥土の土産に、というアレですわ。
※ 残念なことに、2015年9月18日で両国の店舗は閉店してしまったようです。
サイトには
「ラ・ブティック ド プロヴァンスとして中央区にショールームを展開します。
オープンは10月中旬」とありますが、まだみたい。。。。くすん。
【追記】
下記は、プロバンスではなくて、パリでカリソンを売っているという有名チョコレート屋さんのリストです。
私が最初に食べたのは、パリのお土産だったので、本場プロヴァンスの店より
こちらの方が口に合うかもしれません。
いつか、パリに行ったら、探してみよう。その為の備忘録。
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