青空に映える洋館が見えてきました。
テラスでお茶を飲んでする親子連れが見えます。
園内のレストランとしても利用されているらしい。
今までの家とは全然違うわね。一階部分の高さが尋常ではない。
ホールを入った先が食堂スペースになっていました。
こっちは閲覧スペース。
デ・ラランデ邸は、新宿区信濃町にあった西洋住宅で、
1階部分は明治時代の気象学者・物理学者である北尾次郎さんが
自邸として設計されたと伝えられているそうです。
これで木造なんですってよ。
1910年 ( 明治43年 ) ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデさんが、
木造3階建ての住宅として大規模に増築されたんですって。
デ・ラランデさんは、東京や横浜を中心に住宅やオフィスビルも多く手がけたそうです。
現存する作品としては、神戸市にある重要文化財トーマス家 ( 風見鶏の館 ) が、あります。
1階のレストランも見学可能とのことですが、ご飯を食べている方がいらっしゃるのにパチパチ撮るのも
はばかられる。この燭台だけ撮影させてもらいました。
これは、ピアノに付いている燭台。
凄いデザインだなぁ。でも蝋燭灯したら、鍵盤に蝋が垂れそうなんですけど。。。
飾り、ですかね ww
凄く気になるものがありました。 あの穴。
コードの通し孔になってるんですよ。
凝ってるなぁ。
白い彫刻って綺麗ねぇ。
お掃除大変そう、、、なんていう庶民は住めないですな。
以下は、説明書より。
デ・ラランデ邸は、この住宅で、妻と4女・1男の7人家族で生活したが、1914年 (大正3) に41歳で亡くなった。
その後、この住宅の居住者は何度か変ったが、
1956年 (昭和31) から、乳酸菌飲料カルピスの発明者として知られる三島海雲氏が住んでいた。海雲氏の死後は、三島食品工業の事務所として、1999年 (平成11) まで使用されていた。
この建物は、デ・ラランデさんが住んでいた頃の姿に復元し、室内は、残された写真を基にデ・ラランデが住んでいた大正時代初期ごろを
想定して復元している。
なるほど。
実を言うと、今まで見た3軒に較べ、このお屋敷にはあまり興味をひかれなかったんです。
建物に住んでいた人の息づかいが感じられなかったからだと思います。
あまりにも綺麗に復元されていて、親近感がわかなかったっていうこと。
建物は使われた痕跡が味わいになって私のような者は感動するのだと思いました。
ひとつ感想。
このテラスで、カルピス飲んでみたい。もちろん初期のグラスで。。。
江戸東京たてもの園 まだ続きます。
※ これは、 2015年10月27日 12:48お話です。