国芳 & 国貞の両雄 ( ツートップ ) の浮世絵を見たら、もういい時間になりました。
「飯でも食って帰るか」
「いいねぇ」
麗郷に行ってみるかということになりました。
気分はもう紹興酒。
そして、シジミ炒めと腸詰め らんらんらん。
ところが。。。店に着くと満員御礼、しかも10人待ち。
待ったところで丸テーブルに2組~3組ご相席状態。
これじゃあ、たばこ吸いのMOURI も気の毒だから別の店にしましょうよ。
麗郷から、今来た道をトボトボと歩き出して、
「あっここ、の〇ぴーが旦那さんと不審尋問されたとこじゃない?」なんて
ちょっと物騒な話をしながら歩いてると、気になるお店。
「牡蠣と野菜の店」と書いてある。
牡蠣だけだと何だけど、野菜もあるんなら色々楽しめそうじゃない?
ということで入店。「ごまや」というお店です。
ほうほうほう。メニューは豊富だねぇ。
じゃね、まずは。
春キャベツと新じゃがの千切りパリパリサラダと、ガンガンと、岩手の鶏 山椒焼きにします。
ほえぇぇぇぇ。どストライクのサラダだ。
これ以上細く切れないっていう感じのじゃがいもスライスをカリカリに揚げて、
キャベツの千切りに乗せてある。
中にはオーロラソースが。。。
ウマいっ!!!
涙が出るほど美味しい。
ガンガン
ガンガンというのは、このお煎餅の缶みたいなのに、無造作に1kgの蒸し牡蠣が入っている。
どうれパッキン。
うおぅ、なんじゃこの大きさは。
ポン酢がちょっと溜まった感があったので、何もかけずに食べる。
磯の香と牡蠣の甘味だけで十分です。
岩手の鶏 山椒焼き
これまたパリっぱりでサックさく。
山椒の香りが贅沢に立ち上り、これもまた美味。
ビールを飲み終えたので、日本酒にしましょうか。
こちらのお店は、4品あります。
まずは七賢の冷酒を一杯ずつ。
美味しいですねぇ、七賢。
追加オーダーしたのはこれ、ごぼうチップ
これまたサックサク。
辛口の七賢とごぼうの甘さが最高。
このマヨネーズも自家製じゃないかしら。
酸っぱすぎず、卵の風合が優しいマヨネーズです。
二杯目は、鳳鳴。
あら、あたしこっちの方が更に好き。
鳳鳴、水の如し。すいっとした、どこにも引っかからない気持ちの良いお酒ですね。
追加したのは牡蠣フライ。
ここはね、揚げ物が美味しいことがわかった。
新しい油をふんだんに使って、カリッと揚げているから、
ジャガイモもごぼうも牡蠣フライも美味しい。
こんなに続けて油ものを食べても、全然もたれ感がない。
それって凄いと思う。
こんな料理を作っている板前さんってどんな方だろう。
ワタシタチのテーブルから見えるカウンターはオープンキッチンになっていて、
50代~60代の、みのもんたさんと金沢のbarSpoonのマスターを混ぜたような
ダンディーな板前さんが立ち働いています。
いい感じ。あの人ならバンバン美味しい物を生み出せるに違いない。
仕上げはウニパスタ。
ひぇぇぇぇぇ~、これ。
身をよじりたくなるほど美味しい。
ウニと生クリームと、、、かくし味にほんのちょっと西京みそ?
茹で加減も、油の加減も、ウニの味も絶妙な仕上がりです。
これだけ食べにでも来たい。
渋谷 ごまや。
素敵なお店に出会えました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
