久々に鎌倉にやってきました。
いきなりの食事です。
鎌倉に友だちと来るのは珍しいことです。
たいてい一人なので、ランチで入る店も決まってしまいがち。
自分以外の人がどんな所に目をつけるか、新しい発見が楽しい。
鎌倉に着いて、まずやることはレンバイで野菜を買う。
それから La foret et la table (ラフォレエラターブル) でパンを買う。
この二つは先にしないと売り切れてしまうから。
次に腹ごなしをして、それからやっと名所旧跡を見て歩く。
目的地は決めません、相変わらず気分次第の徘徊です。
今日は何を食べよう
鎌倉って正直いうと、美味しい店って割と、そう実は割と少ないです。
だから ビタースイート みたいな素敵な店に出会うと、日参したくなる。
あのドリアは絶品だもの。
でも、開拓開拓。
「ねえ、あのお店どうかな?」Aneyが指さした。
いや~、自分じゃ気がつかない店ってあるもので、
この店の前は何回も通っていたけれど、あんなところにお店があったんだ。
よく見つけたわね。
私が公文堂の古書ラックをあさっている間に、反対側にあるお店を見つけていたんだ。
店内は、古い民家をリフォームして、寛ぎやすい空間になってます。
2階をぶち抜いてあって、隣のお客さんの声も高天井に抜けるのでうるさくない。
古いピアノの上に雑誌が並んでいて。
ああそう、スローフード、マクロビのお店なんだ。
Aneyは、日替わり定食でお麩のカツレツを注文。
もちろんご飯は五穀米。
散々迷った私はカレーにしました。
ブロッコリーとベビーコーンがザックリ入っていて挽肉たっぷりのカレーで、これが結構辛い。
一口目は大丈夫だったのに。
両方のお盆に、鎌倉野菜を美しく飾ったサラダが付いてます。
ピクルスもサラダのドレッシングも酸っぱいものはキチンと酸っぱく、
辛いものはちゃんと辛い、潔い味付け。
日頃、うまみ成分がどうのこうのと舌に優しい味付けに慣れてしまっているので、
久しぶりに、迷いのないしっかりした味の食事を堪能しました。
もちろん化学調味料は一切無しだし、みりんや酒も使ってないのかも知れない。
素材の味がちょっと遠くにいった感があるが、体に良さそうな《これぞ自然食》を楽しめた。
店内を見回すと、お喋りをしながら、とてもゆっくり食事を楽しんでる。
お隣りの子供連れの人なんか、私たちが入って来る前から食べ始めていて、
私たちが会計している後も、食べていました。
料理が運ばれてくるのも、ゆっくりだったけど、お客さんも総じてゆったりしていました。
「ああ、なんてセカセカしてるんだろう」 と、自分の早食いを実感した次第。
車庫だった入口スペースには、喫煙用の長椅子と、、、( ´艸`)
わかめが吊るしてありました。
もう一度行きたかったなあ。。。
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〒:鎌倉市由比ガ浜2-5-19