Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

ふたりで行く鎌倉

 

f:id:garadanikki:20120731095347j:plain友だちのAney を誘っての鎌倉散歩です。
彼女と行くのは初めてなのでワクワク。
本当はもうひとり行くはずだったんだけれど、
都合が悪くなり二人で行くことになりました。

新宿南口10時に待ち合わせ。
「冷房が効いてるところ」ということでセレクトした店は、10時開店だったので、店内には入れず。
意味ないじゃん ww

鎌倉に到着

まずは腹ごしらえだ。

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『BITTER SWEET (ビタースイート)』は、テーブルが広くゆったりしていて、とても落ち着いた雰囲気のお店でした。

“ かなり混む ” と聞いていたので、口あけの時間をねらっていきました。

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左は『15種の野菜のドリア』 右は『海の幸のドリア』

具材が “ これでもか ” っていうほど入っていて、うまみ溢れる美味しさでした。

 

BITTER SWEET
〒:鎌倉市由比ガ浜1-3-16
TEL:0467-22-1988
営業時間:11:30~21:00

 

 

店を出て、六人のお地蔵さんを拝んだら、極楽寺の方に歩きます。

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まっすぐ極楽寺に向う予定でしたが、いきなりの道草。

「鎌倉文学館だって」

「3分って書いてあるよ」

「行ってみよう!」

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『鎌倉文学館』は、前田公爵家の鎌倉別邸だったのだそうな。

前田侯爵か、つくづく縁を感じるなぁ。

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建物内は撮影禁止。

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一階の部屋は展示室になっていて、

鎌倉ゆかりの文士たちの直筆原稿や愛憎品、手紙などが展示されています。

鎌倉といえば、川端康成、芥川龍之介、今日出海、久米正雄、小島政二郎、小林秀雄、大佛次郎、永井龍男、与謝野晶子、里見弴、、、、島木健作も終焉の地は鎌倉でしたっけ。


部屋からは、海が一望できます。

館内は冷房が効いていて、一番奥の談話室には自販機もある。

ここだけは飲み物OKで、ゆっくり座れるから、読書なんかしたら気持ちがいいだろうな。

 

庭にまわってみましょう

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おお、凄い! 窓の形が全部違う。

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建物内は撮影禁止だけど、庭はかなり自由度が高い。

お弁当を食べてもいいそうです。

でも、とんびには注意ですって w

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6月と11月にはバラ園が見事だそうです。

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今日は、日差しがきついから、写真が撮りにくいな。

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なんて言ってたら、後ろから撮られた w

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鎌倉文学館
〒:鎌倉市長谷1-5-3
TEL:0467-23-3911
開館時間:9:00~16:30(3月~9月は~17:00)

 

 

 

Aney が『最後から二番目の恋』ゆかりの地を見たいっていうからご案内。

「ここは和平さんと千明がよく歩いてた御霊神社 ( 権五郎神社 )よ」 

鳥居の先を江ノ電が通ったと興奮してシャッターを切るAney。

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「ほら Aney。千明んちだよ」

Aney の興奮度マックス!

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(2012年02月28日撮影)

 

「角の力餅家でお団子を買ったら、成就院に向かうよ」

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f:id:garadanikki:20160731235534j:plain成就院の山門から見える、
この景色もドラマで使われていました。

 

紫陽花は来年に備え、
綺麗に刈り揃えられていました。

絵になる眺め、最高に好き。


 

極楽寺駅

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極楽寺をお参りしたら、プチ登山です。

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(2012年02月28日撮影)


水分・塩分補給をしたら、いざ出発。

月影地蔵様から墓地を抜け、鎌倉山へと向います。

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(2012年02月28日撮影)

 

獣道をちょっと均した程度の山道ですが、

女優の田中絹代さんも(自宅のあった)鎌倉山に帰る時 通った道だそうです。

女優さんがひとり、夜中に通る道とはとても思えません。

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  (2012年02月28日撮影)

⤴ ガイドブックに載ってない道だから、みんな知らないだろう道 うひひ

 

尾根の一番高い所で、お饅頭をパクくつ。

ごうごうごう

と、久しぶりに 《 風の音》を、聞きました。

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鎌倉山神社

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鎌倉山からバスで鎌倉駅に戻るつもりでいましたが、バスの時間までかなりある。

どちらからともなく「歩く?」という言葉が出た。

二人とも まだ歩き足りないようです。

 

初めての二人歩きだから、相手の体力や好みがわからなかったけど、

《歩く?》のひとことで意気投合して、距離がぐぐっと近くなりました。

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鎌倉山からブラブラと笛田の坂を下り、大仏の切通しを歩いてみることにします。

 

 

結構短い山道ですが、荒くれた感じて面白い。

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県道32号線と並行している切通しは、うっそうとした木々に囲まれています。

道路は見えないのに、車の走る音だけは聞こえてくる。

そうかと思えば、岩盤ではさまれた狭い場所では、一緒に歩いている人の声さえ聞こええません。

この岩に音が吸収されて、聞こえないのかな。

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切通しは、大仏トンネルの上で、三つに分岐します。

1)銭洗い弁天に向うハイキングコース

2)大仏に向う一般道

3)極楽寺にぬける階段


本当は、極楽寺(3)を案内したかったのだけれど、

前回(今年2月)と違って、雑草で階段が覆われてしまっていたので断念しました。


階段のところで、愛犬をウチワで仰ぎながら散歩させているご婦人にお会いしました。

「こんにちは。長谷排水場の方の道は、雑草すごくて行かれないみたいですね。」

「水道局が、近々来るって言ってたから、そうしたら除草すると思うのよね。

 えっ、いつくるかって? そのウチ、そのウチ」と大らかに笑われた。

 

 

結局二人は鎌倉に着いてからも、バスにも江ノ電にも乗らず、歩き回ってしまいました。

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いいねぇ、Aney、こんな健脚だとは思わなかったよ。

まるさん、いい相棒が出来て嬉しい!


大仏から長谷駅を踏み切りを渡り、海岸通り(国道134号線)まで歩いて、『麻心』で、ようやくお茶します。

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麻心では海を見たり、人見知りのお店の愛犬(沖縄犬)との交流をはかったり、

小一時間まったりした時間を過ごしたかな。

 

江の島『とびっちょ』で、しらす丼を堪能して、反省会。

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小田急線にゆられ、帰途につきました。