Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

お菓子作家さんのケーキ

MOURI が頂き物をもらってきました。

「なんかさ、同じジムで顔合せる人なんだけど 菓子職人らしいんだ。

 ジムで必要なテープを貸したら、お礼だってコレ」

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菓子職人さんのケーキですか、期待感、ましまし

 

おいし~~❤
ふたつとも、甲乙つけがたい美味しさです

 

シークァーサーのチーズケーキ ( 右手前

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シークァーサーですってよ。

スッキリしていて夏のこの時期ピッタリの味です。

洗練された大人が作った大人の為のチーズケーキじゃないかな。

すごいという言葉しか出て来ません。

 

 

ファーブルトン  (  右手前

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これも美味しい。でも何だろう、初めての食感です。

プリンのようにツルンとしていますが、もっと固めでもっちりというか、クヌンというか。

 

「ファーブルトン」は、フランスのブルターニュ地方に伝わる伝統菓子。

「ダルトン ( =ブルターニュ地方 ) 」の「ファー ( お粥 ) 」という意味で、

もともとは牛乳と小麦粉を煮たお粥で作ったお菓子だったそうです。

それが、だんだんと生クリームや卵を加えるようになり、コクのあるリッチな味わいになったんだそうです。

世の中にはまだまだ美味しいものがあるんですねぇ。

フランスのお菓子というと、アメリカとは別の意味で甘い印象がありますが、フランスは広いもの。

以前、南フランス、プロバンスの伝統菓子-カリソンを食べた時、その新食感に驚きましたが、

所変わればお菓子も変わる、東フランス、ブルターニュのファーブルトンも驚愕の食感です。 

 

 

食感、、、、

といっても、なかなか伝わりませんね。

断面見てみてください。

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写真上に写っているのが、チーズケーキの断面。ゴソゴソして見えましょう?

下がファーブルトン。

果てしなくツルンとして違いがわかると思います。

 

ペロッと食べてしまいました。

「美味しかったね」「癖になるね」「また食べたくなるね」

次々に飛び出す感想。

でもその方、お店を構えているわけではないのだそうです。

 

じゃ、もうシークァーサーケーキは食べられないということ?

はい、そうです。

残念だけどこのケーキは一度きりです。

 

その方は菓子職人、正確には『菓子作家』としてオーダーメードでお菓子を作っているそうです。

「どうしても」という店だけに特別にケーキを卸したりもするそうですが、あとは特注。

残る道は、その方が時々開催するという料理&菓子のお教室に参加するしかない。

そんな貴重な、一度きりのケーキをいただいてしまったわけです。

いやあ感動。

ごちそうさまでした。