祭り ( 好楽ちゃん祭り ) の後、何か食べて帰ることにしました。
銀座か、久し振りじゃ。
「新橋にウマい店があるから、歩こう」
「だったら電車に乗った方がいいんじゃない?」
「いや、すぐだろう」
「・・・・そうかな?」
うちのMOURI の唯一の欠点は、、、方向音痴なこと。
有楽町から新橋といえば一駅ありますし、まあ ( 私の足で ) 歩けないわけはないけれど、
お散歩しているより、チャッチャと入店して美味しいビールをぐぴーっとやりたいところ。
でもいいや。歩こうっていうんだもの。。。
ところが歩き出して数分して、遠いと気が付いた様子。
東京にお住まいでなければ わかりにくいかも知れませんので地図です。
赤丸が読売ホール。
新橋に行くのなら、有楽町から一駅乗るのが一番早い。
線路に沿っていわゆる銀ブラをするのもアリなのですが。。。
その線路下の風景、実はずっと同じなんですよね。どこまでも煉瓦造りの店が続いてます。
MOURI が行こうといった新橋の店も、そんな店のひとつだったらしく距離感が狂うのも仕方がない。
突然立ち止まり、ニーっと笑って「ここでいいか」と言い出した。
「いいよ、どこでも」
方向音痴のMOURI ですが、ウマい店への嗅覚は犬並みです。
行き当たりばったりでも、彼が「ここにしよう」と言った店は失敗が少ないから嬉しい。
ヒレ肉という看板と、牛のオブジェが派手な店。
店内にも席はありますが、通りに張り出したテーブルが空いてます。
「1~2品頼んでダメだったら、すぐ出よう」
外のテーブルにしたのは、なるほどそういう魂胆か。
まずはビールで乾杯。
呑兵衛ですが、大きなジョッキは飲めない性質です。
でも何故か、落語の後の一杯は、このくらいヘッチャら。
笑うと喉が渇くのかも知れぬ。
つまみ系のメニュー
こっちは肉のメニュー
肉がウリのお店ですもんね、イチボの230gを食べてみよう。
それからアボカドとエビのアヒージョ。
ビールをグビグビ飲んでいましたら、そんなに待つことなく配膳されました。
美味しそうなんだけど、暗いから、美味しそうに見えない。。。
こっちも暗闇で、美味しそうに写らない。
仕方ない。こんなロケーションだもの ↓↓↓↓↓
ところが。。。
ウマイのなんのって
柔らかくて、肉の味がガツンとくる。
ステーキソースも絶妙で最高!!!
「いいじゃないかこの店」
そうなれば、追加注文ぞっ
ニンニクの丸揚げ
ブロッコリーとインカの目覚め アンチョビオイル和え
ステーキ肉が高い分、こういったスモールプレートが沢山あって楽しめる、しかもリーズナブル。
これなら若いサラリーマンが皆でワイワイ食べるのに最適。
奥のカウンターにワインの樽があります。
ハウスワイン ( 赤 ) を飲もうよ。
美味しいねぇ、楽しいねぇ。
店内の大画面のビヨンセも、楽しそうに踊ってます。
調子に乗って頼んだメンチカツ
玉ねぎがゴロンと入っていて、凄く美味しいんですが、食べ過ぎで苦しい。
深夜に食べるメンチカツ、私は全然平気でしたがMOURI は若干胸焼けしたそうな。
「もう若くないんだかんね」と言われてしまいました。
楽しく笑って、フラッと入った店が美味しくて、もう最高の夜でした。
しあわせらーーーー