水天宮って、何気に凄いです。
古いものと新しいものが混在している町は、実に素晴らしい。
もう少し範囲を広げて言えば、東京の、、日本橋はやっぱり日本の真中なのでしょう。
ぶらぶら歩いていると、古の文豪が住んでた住居跡、落語に出て来る地名、
由緒ある寺社仏閣と名所、それにフランス菓子専門店まである。
おお綺麗な、気持ちが明るくなる店じゃないですか。
今の時期、ハロウィン色いっぱいのウィンドウですが、
マカロンで作ったタワーが目を惹きます。
店内はこれまたゴージャス。
なんか撮影するのは気がひける、というか勇気がなかったので止めました。
なので、勇気と根性と熱意のある方々の写真を見てください。凄いんだから。
下はお店のホームページです。↓ ↓ ↓
昔はマカロン嫌いでした。
歯にくっつくような皮の感じと悶絶するほどの甘さがね。
ところが うん十年経ってマカロン好きになっちった。
マカロンの味が変わったのか、私の嗜好が変わったのかはわかりません。
でも、ここんちのマカロン、一個270円ですってよ。
一個270円の小さなお菓子か、店の写真どころの比じゃなく、勇気がいる。
「ふたつください」
「かしこまりました。ご進物ですか?」
「いえ家用です」
「お持ち帰りのお時間は?」
「2時間ほど」
「1時間以上の場合は、有料でドライアイスがございますが、いかがいたしましょう」
「・・・お、お願いします」
「雨用の袋もおつけしておきますね」
「あ・・ありがとう」
二つのマカロンご購入に、これほどのサービスですもの。
ひとつひとつ、こんなパッケージになってます。
栞もオシャレ
うおーーいーーー
この美しいフォルム、非の打ちどころがない
頂戴いたしまする
まずバニラから
おいしーーーー
甘いです、甘いですが、外のコーティングの薄さと中のサクッと軽い食感、
そしてバニラの厚みがとても とてーも計算しつくされています。
神業か? これは。
それではフランボワーズを
なんじゃこれはーーーー
中央にジャム入りです。
こちらも外の堅さと中のサクっと感が小気味よい。
白いクリームとジャムの酸っぱさがまたいいコントラストではないですか。
いやいや。
これなら270円でも仕方ないかも、と思えてきました。
商品を手渡された時、こんなことも言われました。
「とても壊れやすいので、お持ち帰りにご注意くださいませ」
そうだわよね。
帰って箱あけたら、潰れてたなんてことになったら、ショック大きいですよねマカロンの場合。
通りを隔てた向う側、甘酒横丁には老舗の人形焼きや、うまい煎餅の店があります。
日本では昔から、製造過程で欠けてしまった煎餅なんかを集めて、
家庭用に安く提供する習慣、ありますね。久助だなんて可愛い名称つけて。
しかしマカロンに関しては、久助じゃあシャレにもならんかも。